あけましておめでとうございます
当部で開発をしておりますICAD/SXは、昨年の販売で累計出荷本数が40,000本を超え、ご利用いただいているお客様も6,100社を超えました。これもひとえに皆様のご愛顧のたまものと考えております。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
ICADは国産CADとして日本の製造業のお客様の真の意味で役立つソフトを目指して開発を行なっています。機械設計者が本当に何を求めているか、何に困っているかを知り、理解し、一緒に悩むことが一番重要と考えています。本年も設計現場に出向いて現物を見ることを愚直に実践し、お客様と一緒に課題を解決していきます。
また、大阪オフィスも人員を増強し、西日本のお客様に3次元CADの適用効果を実現する結果責任を負うご支援をしていきます。
(取締役 ICADビジネス部 部長 西村 直樹)
昨年はICAD/SX MechanicalPRO V5L2、V5L3と2回のレベルアップ版をリリースしました。また、多くのお客様に鍛えていただいた実用レベルの機能を開発し、機械・設備設計のデファクトスタンダードの地位を築くことができたと自負しています。
2007年は、CSG SOLIDの技術を徹底追求し、欧米CADが真似できない世界最高速の性能を揺るぎなきものにしたいと考えています。また、日本の製造業の強みである品質を我々も徹底追求し世界一の品質を目指す所存です。
我々は「日本のものづくり」のために「日本製CAD」をとことん極めます。本年もよろしくお願いします。
(ICADビジネス部 次長 鳥巣 正治)
昨年は、治具・設備設計での3次元CADが本格的に展開し始めた年だったと感じております。そんな中でICAD/SXは、機械設計に特化した3次元CADの開発だけでなく、設計業務での使いこなしをサポートする「生産設備Methodology」の手法開発にも注力しました。一品一様で短納期を求められる生産設備設計では、コンサルタントによる設計業務分析や方策立案を依頼する時間さえも取れない状況にあります。そこで過去の経験を活かし、機械設計での様々な課題解決策や3次元CAD適用時の負荷軽減策を体系化しました。お客様の設計対象物から想定できる様々な課題や方策を提示しながら議論を進め、最適な3次元設計手法を探りだす手法を確立しました。約2ヶ月でICAD/SXを活用した「お客様毎の設計業務フロー」と「3次元CAD運用規約」を作成します。また、それを基にした教育サ-ビスとオンサイトサポートにより、短期間で設計者を3次元設計へ導くことが可能となります。
今年は「Methodology」にさらに磨きをかけ、お客様の期待に応えて行く所存です。本年もよろしくお願いいたします。
(ICADビジネス部 次長 大宮 豊広)
ICADは富士通グループで販売を行い、弊社で開発・適用支援・アフターサポートを行っています。昨年からは導入を決めていただいたお客様には、業務へのCAD適用を支援するサービスや業務効率化に向けた設計の自動化や最適なデータ管理の適用等のサービスを始めました。特にサポートセンタでは、お客様の疑問・質問に正確かつ迅速にお答えするため、電話を受けた技術者が「直接」、「30分以内の解決」を目標に活動をしており、ご利用いただいているお客様から高い評価を得ました。
まだまだ、お客様の満足度は高いレベルにはないと思いますが、日本の製造業の皆様のお役に立てるよう、これらサービスの質を高める事に、本年も集中していきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
(ICADビジネス部 次長 冨永 恭生)
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