Space Vertexは、自動車会社で長年鍛え上げられた「Engineering Tool」です。
大規模、かつ、複雑化する3D形状を高速に扱い、エンジニアリングに必要な情報をエンジニアに届けます。
Space Vertexは、CADでは困難な以下の設計検討業務をサポートします。
Space Vertexは、ISO国際規格の3Dフォーマット(JT)と高い互換性があり、形状はもとよりPMI、属性情報を損なう事なくデータを流通する事ができます。また、CADと同じ精度である形状データ (B-REP)を持つことで、Space Vertexで検討した結果を、CADに戻し編集する事ができます。
指定した3D形状と形が類似している形状を検索する機能です。3Dの特長をとらえた精度の高い検索を行うことができ、10万点の部品を数秒で検索することができます。また、あらかじめデータベースに属性を付加することで、検索結果から材質や原価など形状に関する様々な情報を閲覧することができます。
対象部品全体に対し、ひざモデルや頭モデルを衝突させ、接触位置の「曲率半径」が指定した条件を満たしていない箇所を自動で検出する機能です。
自動車開発などで安全基準が守られているかをチェックする作業を効率化することができます。
製品アセンブリから外装面をCADの面単位で抽出する機能です。外装面のみの軽量化されたデータにより、アセンブリ単位でのレイアウト検討を効率化します。また、抽出後の軽量化された形状をCADに戻す事もできます。
製品アセンブリから外装面を1つのポリゴンデータとして抽出する機能です。抽出後に形状の詳細度を調整することができるので、特徴形状をぼかしたセキュアな3Dデータを生成することが可能です。
アセンブリの空き空間を形状として抽出する機能です。空き空間を可視化する事で、より効率的なレイアウト検討を行う事ができます。
指定された始点と終点間の空き空間から最短ルートを自動的に検索し、ルート上に形状を作成する機能です。