ISO26262と電子製品情報一元化ソリューション

概要

ものづくりの現場に入り、IT活用によりお客様に最適な情報管理システムの仕様やプロセス構築を提案致します。

電子情報管理システムとは？

電子製品開発の情報管理を効率よく行う仕組みを作ります

ソフトウエアを含む電子製品の開発プロセス(V字プロセス)で作成される成果物を系統的に整理整頓してDBに登録し、関係者が効率的に共有できる仕掛け・仕組みを構築します。

スコープ

電子製品開発の成果物。例えば、設計仕様書、ソースコード、ビルド環境、実行ファイル、テスト仕様書、テスト報告書など。

電子情報管理システムでの管理の一例

例えば、仕様変更を行う場合、系統的に登録されたデータベース(DB)から特定の成果物の関係性を閲覧できます。よって、ソースコードの流用元、派生先、仕様書や実行ファイルとの関係が分かるので、修正漏れがなくなり、効率的に作業できるようになります。

仕様変更による影響個所の分析の例

• 例えば、バージョン1.1に不具合が見つかったため、それを元にバージョン1.1.1を作成した場合、その流用元のバージョン1.0と派生先のバージョン1.2にも不具合が含まれている可能性があるので、チェックする必要があります。
  →世代フロー機能を使えば、流用元・派生先が一目でわかります。

• 仕様書V1.1を変更するため、仕様書V1.1を検索して取り出します。仕様書V1.1を変更した後、関連するソースコードを取り出します。
  →検索機能を使えば、関連する成果物を簡単に取り出すことができます。

ベネフィット

DIPROの強みと目指すシステム

車載電子システム開発で、業務効率化や品質改善を担ってきたメンバーがいるDIPROなら、現場の気持ちを考慮した”使えるシステム”を提案できます。

システム構築のプロセス

「電子情報管理システム」は、お客様に真にお使いいただけるように以下の流れで構築していきます。

電子製品開発の情報管理でお困りのお客様へ

私たちが電子製品開発の業務効率化や品質改善の経験を生かして、お客様の使い方に合わせたカスタマイズ、システム提案を行います。（ISO26262アセッサーもおりますので機能安全要件も織り込めます）
電子製品開発の情報管理に関する課題をお持ちのお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。

事例（実績）

自動車メーカーA 様

• 車載電子電装品の開発情報を車両単位で管理するための業務分析、システム要件定義を実施しました
• 車両やエンジンECUをバリエーション単位で管理する方法を提案しました

自動車メーカーB 様

• ISO26262に対応した成果物間のトレーサビリティを確保できるようにしました
• 組込みソフトウエアの仕様書を標準化しました

海外自動車メーカーC 様

• 車両毎／製品毎のソフトウエアバージョン管理およびCONFIG管理の要件定義を実施しました
• 品質向上のため、ECU間の整合設計プロセスや開発プロセスの標準化を行いました

他にも複数のメーカー様の実績があります。