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DIPROニュース

2004

1月号

2004.01.10

PDM,BOM,CADそして大阪 - 第二開発部, ICADビジネス部, 大阪オフィス -

第二開発部ではPDM,BOMを中心にした設計情報管理システムの開発を担当しています。
今年は昨年にも増して,部品表システムの再構築やPDMシステムの新規構築の動きに拍車がかかると考えています。
お客様のシステム構築に関して質の高いお手伝いができるよう以下をモットーに活動していく所存です。

  1. 「モノづくりとITの融合」をお客様のもとへ
    ・ DIPROに蓄積してきた「モノづくり」のノウハウをお客様のシステム構築にしっかり反映していきます。
    ・ 「モノづくり」の真髄を若手へ伝承し,全員が設計業務に根差したシステム提案と構築が行えるようレベルアップをはかります。
  2. QCDの徹底
    ・ システム開発の基本を愚直に実行し,お客様に喜んで頂けるシステムを提供いたします。

ICADビジネス部では一般機械や大型の設備・装置の設計が得意な3次元CADであるICAD/SXを開発・提供しています。昨年,米国の調査会社であるDaratech社から「ICAD/SXには設計者の仕事の仕方に適合した最適なトップダウン手法が組み込まれており、それは機械設計の為の従来より効率的なプロセスを実現する物と我々は判断している。」の評価を頂きました。この評価に恥じないよう以下を方針に開発を行っていく所存です。

  1. 遅いCADは使われない
    ・ 「3次元は遅くてもしかたがない」の迷信を打ち破るべく設計者の思考を途切れさせないレスポンスを今年も追及します。
  2. 機械・装置に特化
    ・ ほとんどの機械は自由曲面でなく解析的な面で表現されています。この特長を最大限に生かして1万部品以上のアセンブリでも1秒以下で反応するCADに一層の磨きをかけていきます。
  3. 成熟化設計を支援
    ・ 設計がほとんど終った後の3次元モデリングではなく,設計のより早い段階から3次元が活用できる機能を大幅に強化します。
  4. 設計者の近場で
    ・ 真に使えるCADにするため弊社技術者がお客様先を頻繁お伺いする事があります。「現場に神宿る」「現場100回」の実践です。気軽にお声をかけて頂ければ幸いです。

(取締役 第二開発部 ICADビジネス部部長 西村 直樹)

2003年はDIPRO大阪オフィスを開設し、関西地区はもとより西日本地区に対する営業、お客様サポートに奔走してまいりました。昨年5月と11月には、「モノづくりとITの融合セミナ」を開催し、各々100名以上のお客様にご参加頂き、プロ野球阪神タイガースの優勝と同様に大いに盛り上がりました。改めて弊社に対するお客様の期待とその期待に応えられるシステム化提案の責任を強く感じた1年でもありました。2004年は新事務所を開設し、気持ちも新たに現場の皆様のお役に立てるシステム提案をしていくつもりです。

本年度もよろしくお願いいたします。

(大阪オフィス 次長 冨永 恭生)

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