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DIPROニュース

2004

1月号

2004.01.10

多様なお客様ニーズへの的確な対応

私どもでは従来からソフトウェアプロダクト軸ではなく、お客様の製品開発業務軸でものを考え、最適なソリューションをご提供することを目標に努力をしてまいりました。そして、昨年はそうした取り組みを通じ、お客様のニーズの変化を強く感じた1年でありました。

2001年度にスタートしたトータルソリューション“Hetero Link”は、異種CAD環境のサポート、データ流通・データ管理とビジュアライゼーションの3本の柱で構成されています。一方、現実にはコンセプト先行で推移し、お客様のニーズはCAD運用を中心にそれぞれの柱の一部分を必要とされるケースがほとんどを占めてきました。ところが、昨年はお客様から製品開発業務全般を通じた広範なCADデータ管理や流通に関するテーマをいただくケースが数多くありました。これは、お客様の業務で、大きな付加価値を持つ3次元データが基幹情報として全面的に流通していることの現われで、取り組みが新たなフェーズに移りつつあることと受け止めています。

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一方で、図面データの扱いというベーシックな問題にも直面してきました。3次元化に焦点があたり“図面レス”というキーワードが注目される中で、図面の持つ意義や、その扱いの難しさを改めて考えさせられることとなりました。お客様の製品開発業務軸に立つという初心に立ち返り、この分野について更なる努力をしていく必要があると考えています。

本年は、こうした多様なニーズにお応えすべく、これまでに蓄積した知見をより有機的に組み合わせ、お客様の課題解決に、そして新たな挑戦に私どものサービスを役立てていただけるように総力をあげて取り組んでまいります。

(取締役 エンジニアリングサービス部 部長 山田 龍一)

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