あけましておめでとうございます。
最近は情報家電といわれるコンピュータ組み込み型の家庭電器製品が多くなり、最新のHDDビデオではソフトウェアを毎夜ダウンロードし自動的に不具合を修復すると聞きます。内蔵されるハードウェアが汎用化されていくなかで、今後の製品の良し悪しはソフトウェアに依存することが多くなることでしょう。
ところが、ソフトウェアというものは実態の掴み難いモノで、色も形も見えません。その良し悪しはどうやって見分ければよいのでしょうか? 使わない限り本当に動くかどうかも解からず、まして、どの程度の荷重に耐えられるか、メンテナンスしやすいかなど知る由もありません。もしソフトウェアが目に見えれば、マイホームを購入する時のように、(特に最近は)基礎や隠れた鉄筋をも気にかけるでしょうに。
第一開発部では自社開発ソフト(ALPHA、CAD-W、VridgeR)だけでなく、多くの市販ソフト(I-deas、NX、CATIA、Pro-E、SolidWorks)の開発にも携わっており、使うだけでは解からないソフトウェアの素性を追求しています。お客様の業務に合ったシステムを、お客様に代わって素性を見極める目。それが自社開発を継続することで養い蓄積してきた技術です。ここで培った技術は、サポート・コンサル・コンテンツなどのサービスを通じて、お客様の業務に生かされています。
(第一開発部 部長 森 博己)
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