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DIPROニュース

2006

1月号

2006.01.10

デンタル事業室2006年のトピックス エンジェルクラウンクリニック500医院突破 デンタル事業室



明けましておめでとうございます。

歯科用セラミックは美しく、変色やアレルギーのない優れた材料ですが以前は強度が不足し破折などの事故が起こることがありました。従来はこれを防ぐため金属の裏打など補強して使用していました。

しかし、裏打などに金属を使うとイオンの溶出により歯肉が黒ずむ、また体質によってはアレルギーを発症しやすくなるなどの問題がありました。また、セラミックの歯冠作成には築盛と云う非常に手間のかかる工程を総て技工士さんの手作業で行うため作製に時間がかかり、大変高価でした。

そこで、強度面ではリューサイト系の高強度セラミック材料を用いることにより金属の補強を必要としない“オールセラミック”の歯冠を作成できるようになりました。また、当社の歯科用CAD/CAMシステムDECSYにより手間のかかるセラミックの築盛作業を全自動NC切削でできるようになりました。そのため、最後の色調合わせのみを技工士さんが行えばよいので、美しく、高品質のオールセラミックの歯冠を従来価格の半額程度のリーズナブルな価格で提供できるようになりました。

このオールセラミックの歯冠を「エンジェルクラウン」と名付け2004年11月に発表したことは既にご承知と思います。このエンジェルクラウンを扱う歯科医院様が昨年末時点で500軒を越えました。

エンジェルクラウンの特徴、治療のステップ、また近くではどこの歯科医院に行けばエンジェルクラウンで治療してもらえるのかなどを詳しく紹介した公式サイト「angel-crown.com」を立ち上げました。是非、ご覧になってください。

今年はエンジェルクラウンにより、強く美しいオールセラミック歯冠が益々手軽に使えるようになります。ご期待ください。

(デンタル事業室 室長 藤原 稔久)

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