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DIPROニュース

2008

1月号

2008.01.10

進化を超えた深化へ - 名古屋事業所 -

名古屋事業所メンバー
名古屋事業所メンバー

中部圏(東海3県+北陸2県)の域内総生産は、58.5兆円と全国の11%を占めていますが、この中部圏の中の約6割が愛知県内から生み出されています。その愛知県も大きく「尾張」「西三河」「東三河」の3地域に分類されていますが、全体で「ものづくり 名古屋(愛知)」を支えており、日本の製造業の元気な原動力になっています。また、中日ドラゴンズの 53年ぶりの日本一などは、元気な名古屋に更に 拍車をかけてくれました。一方、昨年は老舗・有名 メーカーによる食品偽装問題や年金問題をはじめ、 裏切られ感の強い話題が多く取上げられ製品品質の重要性やコンプライアンスの再確認が注目された年であったかと思います。

さて、早いもので今年は名古屋事業所が発足して6年目となり、お客様に支えていただきながら少しずつですが進化できたのではと考えております。しかし、今年は、単なる進化に留まらず、お客様への価値を一層高めることで、お客様の現場から経営までの全てにおいてお役に立てるように深化していくことを目指したいと考えています。これを実践するために昨年に立案しました中期計画の柱である3軸(業務軸、業種軸、地域軸)の尺度を質、量ともに拡大・充実させることが今年の大きなテーマであると考えております。特に地域軸の拡大については、昨年より戦略的に取組んできました、3つの事業モデルを拡充させていきます。

1.大阪オフィスで名古屋モデルを展開

名古屋事業所を中部圏にとどまらない西日本地域の中核拠点と位置付け、大阪オフィスのビジネスを拡充するために名古屋事業所のビジネスモデルの展開を進めることです。

2.名古屋が育てるグローバルビジネス

アジアを主要ターゲットに日系企業様を中心にCADやPLMビジネスを拡大します。

そのためにASEANや中国でのPLMセンターの本格活動やGSC(グローバルサポートセンター)の強化を図かり、日本国内と同様のサポート品質をご提供していきます。

3.地域・現場型協業の積極的取組み

地域ビジネスの根底となる、地場での知名度、信頼度を高めていくべく、地域貢献を図っていきます。そして国や地域、現場に密着した協業活動を産官学と積極的に連携することで新たなビジネス基盤を築き、結果的に地域社会の貢献にも結びつければと考えています。そこで国や地域を越えた人材育成、人材交流などグローバルな視点で取組んでいきます。

これらの活動を通じて、名古屋事業所も日本の製造業全体の元気な源としてその一端を担えるよう努力して参ります。

新春デジタルプロセスセミナー2007 昨年の様子
新春デジタルプロセスセミナー2007 昨年の様子

今年も恒例になりました「新春デジタルプロセスセミナー in Nagoya」を1月23日(水)午後に名古屋の新たなランドマークとなったミッドランドスクエア(5Fミッドランドホール)で開催いたしますので、是非ご参加いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

今年は製造業全体として元気が出る意味を含め“製造業が生き残る選択肢~ものづくりで世界と戦う~”をテーマに開催いたします。基調講演では、テレビ番組などでお馴染みの経済ジャーナリストの財部誠一様をお迎えして「ITがビジネスを変える」と題され、日本の製造業の経営やグローバル化動向などについて講演頂きます。また、先進で挑戦的な取組みをされておられるお客様事例をご講演いただく予定をしております。

(セミナー詳細は、弊社ホームページのイベント情報をご参照願います)

最後になりますが今年は、名古屋事業所全員で「成長と発展ある深化」を目指して、お客様への高付加価値をご提供できるように新たな気持ちで取組んで参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(名古屋事業所 所長 川見 昭)

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