私どもは常にお客様の製品開発業務軸でものを考え、お客様のニーズに最適なサポートサービスをご提供することを目標としております。
ここ1~2年そうした取り組みを通じて3DCAD周辺のサポートニーズの内容がかなり変化してきていると感じています。具体的には、第一にCADの導入支援や操作教育といったベーシックなニーズから、膨大なデータの管理や流通、あるいは解析を初め高度なデータ活用、さらには設計ノウハウの蓄積といったより高度な領域に対するコンサルティングサービスへのシフト、第二にお客様の立場に立って、システムの導入企画やベンチマーク評価を行う等のマネジニアルサポート領域でのニーズ拡大を挙げることができます。これらニーズの変化は、お客様の3DCAD環境が導入・定着の段階から、それらのインフラを前提として業務プロセス再構築あるいは革新の実行段階に入っていること、あるいは、お客様のコアビジネスへの一層の資源集中といった背景によるものと考えています。
当然のことながら、これらの変化に向けた私どもの対応も質的に、より高度な内容にシフトしていくことを求められています。昨年来、こうした流れに対応して、新技術やコンサルティング手法の習得、お客様サイトでの実務経験重視等、エンジニアのスキル向上への取り組み、あるいは各種の社内標準化・改善活動の促進による既存サービスの品質、および効率向上への取り組みを従来以上に強化してまいりました。
本年は、こうした取り組みによる一層の能力強化を実現し、新たなサービスニーズに十二分にお応えできる強力なチームとしてまいります。お客様におかれましても、各種の新たなニーズにつきまして、何なりと弊社にご相談をいただければ幸いです。
本年も宜しくお願いいたします。
(取締役 エンジニアリングサービス部 部長 山田 龍一)
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