2005年初頭の名古屋での話題は、3月25日から9月25日までの約半年間に亘り開催されます愛知万博(愛・地球博)や2月17日に開港する中部国際空港、そして昨年惜しくも逃した中日ドラゴンズの日本一を目指した昇竜などが挙げられます。
愛・地球博では、"自然の叡智"を縦糸に、"豊かな交流"を横糸にをテーマに「地球社会を包む、柔らかく、豊かさと美しさにあふれる織物を織り上げ、地球社会の新しく、美しい装いを築いていくことを狙っています」また、「自然のもつすばらしい仕組みと、いのちの力」に感動できると思いますので是非、足を運んで頂ければと存じます。
中部国際空港(セントレア)では、『こころときめくエアシティ』をキャッチフレーズに世界各国のお客様を24時間体制でお迎えすることになります。これら21世紀を代表するビッグプロジェクトの始動に加え、中部圏経済も近年活気に溢れ、全国の中でも高水準、好景気で推移しています。特に自動車、機械など我々のお客様である製造業がその牽引役を担っておられることは、大変心強く感じますと共に大切なお客様をご支援する我々もその責任の大きさを改めて痛感する次第です。
このような状況の中で名古屋事業所としましても、お客様の好調さに支えられ2004年度は、目標に対する見通しもほぼ見えつつありますが、幾つかの課題も抱えており、早期に解決していく必要があります。この課題解決を含め、昨年の取組みをベースに2005年においては更に新たなテーマに挑戦していきたいと考えております。例えば加速するグローバル化への対応、究極の設計業務効率化のご提案、より一層の技術・ノウハウの蓄積と伝承など高い付加価値を創出していけるよう努めていきます。そのために、先ずは,「名古屋事業所・ドリームプロジェクト」を発足させ、より具体化できるように取組んで参ります。その第一弾としまして、恒例になりつつあります「新春デジタルプロセスセミナー in Nagoya」を1月27日(木)開催いたしますので、是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。
今年は「IT時代のエンジニアに今求められる技術の原点」をテーマに名車スカイラインの生みの親であられます桜井 眞一郎様(現:S&Sエンジニアリング社長)をはじめ先進のお客様をお招きし、夢を持った車作りへの取組みや最先端事例などをご講演して頂くことを予定しております。(セミナー詳細は弊社ホームページwww.dipro.co.jpをご参照願います)
いずれにしましても、愛・地球博などの世界規模での取組みに負けないよう、お客様の高い目標達成に少しでもお役に立てるようにし、我々自身も「夢と感動」を追い求めながら今年も邁進していきますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(名古屋事業所 所長 川見 昭)
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