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DIPROニュース

2014

10月号

2014.10.10

オートモーティブ デジタルプロセスセミナー2014

来る11月28日に「オートモーティブ デジタルプロセスセミナー 2014」を開催いたします。

基調講演には、東京大学先端科学技術研究センター教授であられ、多くのテレビ、ラジオ、新聞などのメディアでもご活躍されている 西成 活裕 様に「自然に学ぶ渋滞解消法」と題してお話いただきます。

講演には、トヨタ自動車株式会社 取締役・専務役員 嵯峨 宏英 様に「トヨタのHV開発マネジメント」と題し、HV技術の進化とともに、トヨタグループが一体となった開発の取り組みをお話をいただきます。

続いて、日産自動車株式会社 フェロー 久村 春芳 様に「"考えるクルマ"と交通社会の未来」と題し、自動運転の将来や実現に必要な技術について解説いただき、さらに交通社会の未来像についてお話をいただきます。

毎年ご好評をいただいておりますパネルディスカッションは、今年も自動車会社の方にご登壇いただき将来に向けた技術情報管理について議論をしていただく予定です。合わせて、セミナー終了後の懇親会につきましても、業界の皆様方の情報交換、ネットワーク作りの場としてお役立ていただければ幸いです。

なお、本セミナーの案内状及び参加申込書は、10月中旬頃には、皆様のお手元にお届けできますよう準備を進めております。なお、事前にお申し込みいただいた場合、行き違いに案内状をお届けする場合もあろうかと思いますが、ご容赦いただきたくお願いいたします。

ご多用中とは存じますが、ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。

開催概要

日 時:
2014年11月28日(金)13:00~
会 場:
パシフィコ横浜・会議センター
お申し込み:
セミナーは終了しました
基調講演:
『自然に学ぶ渋滞解消法』
東京大学先端科学技術研究センター教授 西成 活裕 様

現代社会は、経済、環境、そして資源・エネルギー問題などが複雑に絡み合ったトリレンマの構造になっているといえる。これをどのように技術で乗り切っていくのかは大きな課題であるが、その際のヒントになるのが「自然さ」である。自然は長い年月かけて壮大な実験をしているようなものであり、いま残っている生物は、そのトリレンマを解く知恵の宝庫である。
講演では、自然の持つ知恵を様々な渋滞解消に適用した例を紹介し、これからの技術のあり方について論じる。
講  演:
『トヨタのHV開発マネジメント』
トヨタ自動車株式会社 取締役・専務役員 嵯峨 宏英 様

トヨタはハイブリッド車(HV)をエコカー開発に必要な全ての要素技術を含み、様々な燃料と組合せが出来る「環境コア技術」として開発を行ってきました。
HVを構成するユニットやシステムの制御には幅広い専門技術が求められるとともに、目標をやり切り、全体最適を達成するマネジメントが重要になります。
HV技術の進化とともに、トヨタグループが一体となった開発の取り組みについて紹介いたします。
講  演:
『"考えるクルマ"と交通社会の未来』
日産自動車株式会社 フェロー 久村 春芳 様

20世紀にクルマが生み出した4大課題(エネルギー、温暖化、事故、渋滞)を解決するカギはクルマの「電動化」と「知能化」にある。
クルマの「知能化」は、「電動化」を基盤に、センサ、コンピュータ、通信などITの進化を取り込むことで発展しており、いまや「自動運転」を可能にしようとしている。
日産が2020年までに実現する自動運転の概要を紹介し、実現に必要な技術を、センサ、人工知能、制御などの側面から解説する。
さらに自動運転が普及した先にある、交通社会の未来像についても考察する。
パネル
ディスカッション:
「PDMからPLMへの革新 ~将来に向けた部品表はどうあるべきか~」
パネリスト

トヨタ自動車株式会社 エンジニアリング情報管理部
部長 江口 浩二 様

日産自動車株式会社 リソースマネージメント部 製品開発情報マネージメントグループ
主管 笹川 正彦 様

株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 開発推進室. CISブロック
主任研究員 中嶋 守 様

マツダ株式会社 エンジニアリングシステム部 CAE/CATグループ
マネージャー 國川 隆 様

三菱自動車工業株式会社 第二車両設計部
エキスパート(CAD開発推進担当) 野村 雅彦 様

スズキ株式会社 技術管理部
部長 永井 利典 様

グローバルなビジネス拡大や自動車開発が進化する中で、技術情報管理のあるべき機能、他社との協業における仕事の進め方や技術情報データの更なる活用など、現状の課題や今後の取り組みについて論議していただきます。

(第一エンジニアリングサービス部 次長SE 松本 正行)

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