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DIPROニュース

2018

1月号

2018.01.10

各部・事業所及び関連会社より新年のご挨拶

第一エンジニアリングサービス部

新年おめでとうございます。

旧年中は格別のご愛顧を賜わり厚くお礼申し上げます。

当部では、3D活用の業務プロセス構築、CAD/PDMをはじめとするソリューションの導入、活用推進・サポートなど、3Dデータを衝としたものづくりの実現を支える総合的なエンジニアリングサービスをご提供させていただいております。特に、全社で活用できる3Dデータ基盤の効率的かつ効果的な構築のご支援を目指して、活動に取り組んでおります。

今年は、AI、IoTなどのデジタル技術を活用したデジタルトラスフォーメーションへの期待は更に大きくなっていくと思われます。一方で、「エンジニアリングデータの管理と流通、生産分門でのCADデータ活用が思うように進まない」というお客様の悩みをよくお伺いします。依然として、ものづくりの現場では、デジタル技術活用のベースとなるデータマネジメントに課題がある様です。

3Dデータ基盤構築が早く、効率的に実現できるように、昨年開発した自動車産業向けデータ管理など、お客様のニーズに沿ったソリューションとサービスを引き続きご提供いたします。加えて、蓄積されたデータとデジタル技術の活用によるビジネス価値創出に寄与できるように、お客様のものづくりの現場で一緒に悩みながら活動していきたいと思います。

ビジネス環境の変化やデジタル化の加速が進む中、私たちの活動の原点であるお客様のものづくりの現場でお役に立てるように、本年も努力してまいります。昨年同様のお引き立てをよろしくお願いいたします。

(執行役員常務 部長 柳沼 浩嗣)

第二エンジニアリングサービス部

弊部は、自動車会社を中心としたお客様にR&Dや生産技術領域のソフトウェアヘルプデスクや適用推進などのサポートサービスをご提供させていただいております。

昨今、IoTやIndustry4.0と並んでAIが盛んにメディアに取り上げられていますが、弊部でも昨年よりヘルプデスク業務品質向上の一環として、富士通のAI技術である「Zinrai(ジンライ)」を活用した取り組みを開始いたしました。

AIを活用することで、お客様の問合せ内容を迅速・正確に把握し、解決までの時間を短縮するなど、より精度の高い対応ができるようにしていきたいと思います。また、機械学習によりAIを“教育”し、正答度と対話力を高める仕組みを実現していく予定です。

2018年は戌年ですが、戌の干支の特徴は“勤勉で努力家”とあります。お客様のさらなる満足度向上を目指して、努力を惜しまず勤勉に改善活動に取り組んでいく所存ですので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

第二エンジニアリングサービス部
(部長 半沢 克成)

PDM技術ソリューション部

明けましておめでとうございます。

ものづくりの環境変化は、年々振れ幅が大きく・速くなってきているように感じます。その様な中、PDM技術ソリューション部は、グローバル製品を用いた課題解決策の提供と関連サービスの提供を続けさせていただいております。平素のお引き立てに厚く御礼申し上げます。

さて、この数年の技術情報管理の市場動向を眺めると、設計情報/CADデータ管理の領域から生産準備段階以降の領域へとスコープが変化しつつあることが分かります。この原因は、近年のIndustrie4.0やIoT、スマート工場といったトレンドによる牽引が考えられるのと同時に、様々な法規への対応といった外的な力が変化を促している事実も無視できません。もう一つは、IT化が進むことにより、PLM軸(構想→開発→製造→保守)とSCM軸(販売計画→購買・調達→製造→販売→保守)が影響し合うことが増え、交差点となる生産準備~製造領域での情報化ニーズが高まっているとも考えられます。

私共は、グローバルパッケージ製品の長短や特質を確認しながら、お客様毎の業務に最適なご提案をすべく、日々の調査や技術検証、そして技術研鑽を続けております。労働人口不足の悩みもあり、自動化・効率化が進められる部分は加速していくことが求められていますが、安易なシステム導入によって、業務の柔軟性・融通性が損なわれることは避ける必要があります。

お客様の視点で本質を深く考えながら、最適なソリューションの提供を追求していきたいと考えております。本年も倍旧のご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

(執行役員 部長 吉野 琢也)

BOM技術ソリューション部

新年おめでとうございます。

BOM技術ソリューション部は、お客様のBOM及びBOM周辺業務に対して、技術情報管理システムのコンサル、構築、運用を支援させていただいております。平素からのご厚情に厚く御礼を申し上げます。

ものづくり企業様においては、グローバル化やアライアンスなどのビジネス環境変化に対応し、かつ、QCD最大化の達成という永遠の課題に挑戦しておられると思います。この中では市場変化に伴う多様性対応、法規対応、環境対応、現地化対応などが商品企画、設計、生産、販売、サービスの各局面で発生し、技術情報の膨大化、複雑化を常態化させています。また、近年の少子高齢化に伴う技術者不足も、これに拍車をかけていると思います。

ご存知の通りBOMは基幹情報であり、ものづくりプロセスにおける共通言語という役割を担っています。上流から下流へ、そして周辺業務へと一気通貫を担保する基盤であるBOMが及ぼす影響は多大であり、これを確認しながら推進することが肝要と考えます。

ソリューションをご提供するパートナーとして、「なぜ、何のために、本当にそれで良いのか」という本質を一緒に考えさせていただける「お客様の良き相談相手」でありたいと考えております。

国内外において、ものづくり企業様向けのBOMシステム構築、運用の経験を蓄積してまいりました。本年も、コンサルから構築、運用保守サービスを通じて、お客様のベストパートナーであり続ける所存です。何卒、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

(部長 羽賀 晴比古)

3D技術ソリューション部

新年おめでとうございます。

3D技術ソリューション部は、その名前の示す通り、弊社が長年の開発実績の中で培って来ました3次元形状処理技術により、3次元設計を支援するシステム開発を行う技術者集団です。

パッケージソフトのDIPRO VridgeRは、超高速・高性能なデジタルモックアップシステムとして、自動車、航空機、造船、建設機械業界のお客様にご利用いただいております。1月に出荷いたしました最新バージョンV4.5では、アニメーションに対して動的干渉バッチ機能を実行することで、複数部品が相互に関連しながら動作するモデルの動的干渉チェックを実現いたしました。また、近年の利用スタイルの拡大にお応えし、製作現場でも簡単にご利用いただける、タブレットでの動作にも対応しております。

お客様固有の3次元システム構築では、設計領域に限らず、生産検討領域のシステム構築もご支援させていただいております。
今年は、新たな取り組みとして、近年話題となっていますAR/VRの技術をモノづくりにどのように活かしていくか、取り組みを行っていきたいと考えております。
今後も3次元領域の技術力を高め、新しい価値を創造し、先進的なパッケージの開発、サービスのご提供をしてまいります。

本年もよろしくお願い申し上げます。

(部長 今泉 啓輔)

デジタルコンテンツサービス部

明けましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

環境対応による自動車業界の電動化への大きなシフトが明らかに示され、そのための新技術開発、業務効率化の検討がお客様各社で本格的にスタートした1年であったと思います。

こうした中、私たちデジタルコンテンツサービス部では、ますます高度化・複雑化するお客様のご要望に最大限に貢献できるために、自分たちが新たに目指すべき姿の模索を開始し、『私たちデジタルコンテンツサービス部は、デジタル技術を使いこなせる柔軟な考え方を有するプロのエンジニア集団として、お客様に最も適したモノつくりの実現に貢献します。』の実現に向けた体制作りをスタートしました。

具体的には、衝突安全性能、振動・騒音性能等の従来からご支援させていただいている技術領域の深化に加え、モデルベース開発や熱・流体解析、等お客様さまからのご要望がさらに高くなっていく領域でもタイムリーなご支援が可能な体制への強化を進めていく所存です。

また、CADの使いこなしを主体とした設計業務の効率化や実務については、悪さ加減の見える化といった業務分析から業務プロセス構築に至る幅広い領域でのご支援をさらに強化してまいります。

ビジネスを取り巻く環境が大きく変化していく中、私たち一人一人がプロのエンジニアとして、お客様から信頼され、頼っていただける存在となるべく、精進してまいりますので、本年もよろしくお願いいたします。

(部長 飯田 春紀)

プロダクションエンジニアリング部

新年おめでとうございます。

もの造りにおけるグローバル化の拡大とともに、自動車の電動化など製品自体が大きく変化する中で、生産の競争力強化、環境変化への対応力強化が求められています。こうした中、技術革新を続けるITを活用した生産革新の取組みがグローバルで進められており、ITは上記ニーズに対応する基盤技術として位置づけられてきています。

生産領域でのデジタル化の取組みは、製品データを活用した生産工程の検討、生産設備の設計製作などでの3D化の拡大、PLMをベースに検討・作成されたデータを蓄積、活用するデジタルファクトリの構築、更に生産における設備の稼働状況、品質状況のデータ取得を基にした生産のQ、C、D向上へと拡大してきています。こうした取組みに対応する形で、ITツールの技術革新も加速しており、様々なソリューションが提案、提供されてきています。当部では、従来より、お客様のニーズに適合したシステム適用、業務プロセス確立のためのご支援を実施してきておりますが、こうした経験、業務知識、スキルを生かし、顧客の業務に密着した付加価値の高いITツールの適用を進めております。また、デジタル化が拡大していく中にあっても、高品質で高効率なもの造りを実現する基盤は、生産技術のノウハウであり、システム適用技術とともにこうした技術蓄積に向けた取り組みについても、ご支援させていただいております。

ビジネスの環境、技術ともに大きく変化していく中、本年もお客様のご要望にお応えするべく取組んでいく所存ですので、本年もよろしくお願いいたします。

(部長 岩田 欣児)

AEビジネス部

新年おめでとうございます。

平素からAEビジネス部にご支援いただき、部を代表してお礼申し上げます。

AEビジネス部は、主に車載電子システム開発の最先端の手法をお客様にご提供できる技術集団を目指しています。2017年はビジネス規模の観点では、大きな伸びはありませんでしたが、顧客の拡大の観点では大きな進歩があったと認識しています。

MBDでは、新たに東海地方の数社のお客様の業務を実施させていただき、2018年も継続又は、新たな業務を受託しております。開発プロセス改善では、DPCと協力し、中国のお客様への対応を実施すると共に、昨年末から富士通からの依頼を受け、新たなお客様への対応も開始しております。また、今年度新たに開始した電動車両用バッテリーのコンサルティングも好評を得て、拡大傾向にあります。更にお客様と一緒に業務を行う業務サポートではお客様の立場に立って業務を理解し、一人一人が着実に実力をつけて次世代のリーダーを目指して成長しています。

2018年は、この様な活動がビジネス規模の拡大に繋がる様に部員一同邁進してまいりますので、ご支援、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

(理事 部長 高井 秀夫)

VPSビジネス部

新年おめでとうございます。

VPSは、実機の代わりに3次元デジタルデータを活用し、組立生産準備における製品レビューから製造工程の作り込みに至る業務プロセスを一貫支援し、モノづくりのQCD向上に貢献するパッケージソフトです。

昨年は、“現場の先取りは勿論、現場の工程と一体化しIoTを促進する新VPS”として、V15L19を6月提供開始しました。

また、恒例のVPS事例セミナーを6月には東京・名古屋で、11月には更に大阪を加えて開催し、導入1~2年でVPSを定着させた活動事例や、GP4に点群を合わせた活用事例など、新たに6社から先進的な事例講演をいただきました。

業界別パネルディスカッションもMFP・プリンタ業界では9回目、装置業界では6回目、昨年は更に医用業界も加えて開催するなど、お客様同士でVPS利用価値を一層高め合っていただいております。

今年も、現場との一体化に向けた組立動画・手順書の操作性を強化していくのは勿論のこと、VPSの強みである“工程の見える化”を徹底的に追求します。

また、GP4においてもVPS→GP4連携を強化することで設計変更への追従性を高め、IOCでは引き続きロボットを含む装置の検証力を強化し、現場との一体化に取り組みます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

(執行役員 部長 山田 洋一)

名古屋事業所

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

当事業所は、名古屋、大阪、豊田、浜松に事務所を持ち、広く西日本地域のお客様を支援させていただいております。旧年中は大変ご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、モノづくり革新の進展は、「IoT」「AI」「ビッグデータ活用」「自動運転」等のキーワードに代表されるように、常に新たな取組に向かわねばならず、皆様におかれましても時間、リソースの確保に追われる日々かと存じます。我々DIPRO名古屋もこうした課題に対してお客様と一体となって対応すべく、地域・現場密着をモットーに、メンバー一人一人の技術力向上、新たなソリューションの創出/提供に邁進いたしております。本年も皆様方のパートナーとして、開発力、生産力の一層の向上に貢献して参りますので、どうぞよろしくご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

新春デジルプロセスセミナーin Nagoy 2017 の様子

また、新年早々ではありますが、1月19日に名古屋ヒルトンにて恒例となっております“新春デジルプロセスセミナーin Nagoya”を開催させていただきます。今回は、『破壊的イノベーション時代の到来~これからのモノづくりに求めれる生産と品質~』と銘打ち、講演、技術セミナ、デモ展示を準備いたしております。多数の皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

最後となりましたが、西日本から日本のモノづくりを変えるんだという意気込みで今年もDIPRO名古屋事業所メンバー一同頑張って参ります。皆様におかれましてもより発展を遂げられより良い一年となることを祈念いたしております。

(執行役員 名古屋事業所長 前田 寛)

デンタル事業室

新年おめでとうございます。

デンタル事業室は、自動車産業で培った技術を応用し、歯科医療用のCAD/CAMシステムを20年以上にわたって開発・製造・販売しております。保険をターゲットとした3次元計測機DORAと小型加工機WAXYは、高速、高精度でありながらお求めやすい価格設定で好評をいただいております。

昨年は、6月に実施したバージョンアップにおいてWAXYはCAD/CAM冠加工速度の大幅向上、集塵機連動機能等を追加、DORAはWindows10のアップデートでの動作保証とexocad最新版リリースを行いました。WAXYはワックスディスクの高速加工とCAD/CAM冠加工を1台で行えることをセールスポイントとした歯科技工所への販売に加え、設置面積A3サイズというコンパクトさを活かした歯科医院への販売も徐々に増加しております。

昨年12月にCAD/CAM冠が一部の大臼歯へ保険適用となりました。本年は、材料メーカー各社の保険適用の新材料が出そろっていきますが、弊社製品でお客様が安心して加工出来るよう検証を進めるとともに、一層の商品力向上を行い、このビジネスチャンスを活かしていく所存です。また発売を延期しておりました、WAXYで更なる高速加工を実現する新ワックスディスクも近々発売する予定です。

本年も、弊社「日本製」歯科用CAD/CAMシステムをどうぞよろしくお願いいたします。

(室長 石村 達清)

営業部

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

世間ではAIやロボット(AIと同義,動作付きAI)が、世の中を変えてしまう様な状況が、すぐそこまで来ているかの様に煽っておりますが、エンジニアリングシステムやものづくりの現場をご担当されている方々と会話させていただくと、少し様子が違うかと思います。

・現状の仕事(量や難易度)は増える一方で、こなすのに精一杯
・お客様や取引先の要望は益々厳しくなり、リソースやスキルが足りていない
・新しい事に取り組みたいが、既存の制約や優先度の問題で着手が後手に回っている

当社でもAIを含め最先端技術を当社ビジネスへ取り込む為の検証作業を進めているところですが、「お客様の現場にコミットする」「結果責任を果たす」を生業にしておりますので、お客様のお役に立てる活動領域は、もっと身近なところに沢山あるのかと思います。

我々営業部員一同、今年もお客様との接点を大切にして、様々なご要望を伺い、課題や問題点を腹の底から共有させていただいて、コンセプチャルな理想像と現実の間の領域で、着実に成果を刈り取れるお仕事をお客様と共に行って参ります。

本年も引き続きDIPROに変わらぬご愛顧をいただけます様、何卒宜しくお願い申し上げます。

(理事 部長 永嶋 寿人)

業務部、経理部、ビジネスサポート部

明けましておめでとうございます。

本紙でもお知らせした通り、昨年2月弊社は皆様のおかげをもちまして創立30周年を迎えることが出来ました。社内では、この30周年を機に「温故知新」と銘打ち、この30年の間これまでのDIPROを築いてきた先輩たちの足跡を振り返りこれから40年50年と進んでいくために我々は何をしないといけないかを考えていく各種行事施策を実行していきました。

社内報で創立以来の軌跡を追う特集、入社20年社員による講演会、管理職全員の1泊合宿などを通じて会社創成期の苦労や意気込み、はたまた笑い話など感じ入ることも多く、これからを担っていく我々も負けてはいられないし新たな10年20年を築いていくぞという気概を持つことが出来ました。

さて、31年目を迎えたDIPRO。どのような会社として発展し行くのか。乞うご期待。

(執行役員常務 部長 前原 保彦)

iCAD株式会社

新年おめでとうございます。

iCAD SX は最新バージョンV7L6を昨年6月に提供いたしました。設計情報を「iCAD SX」内にて扱う機能を強化したことで、設計の初期段階から設計/組立意図(順番、部品番号など)を蓄積できます。これにより、蓄積した情報から組立手順や組立指示、部品表などの情報を後工程でより活用しやすくなりました。また、組立図で必要とする詳細図や断面図をアイソメ断面図で表現する事により、わかりやすい製作図を短時間で作成できようにしました。

また、今年三年目を迎えるジオメトリックテクノロジー室では世の中で依然解決されていない形状にまつわる現実課題の技術開発を加速させています。具体的には、機械設計では当たり前に必要とされる形状認識・検索・高速表示・設計意図の蓄積等を当たり前にできるよう鋭意取り組んでおります。

一方、毎年春・秋に開催するiCAD フォーラムも昨年32回目を数え、2,500 名のお客様にご来場いただきました。当フォーラムをきっかけに多くのお客様が検討、導入に向けて動き出しており、例年を上回るお客様の真剣さを感じています。フォーラム午前中にはiCAD導入済のお客様を対象に、iCAD 操作方法を中心にした「使いこなしセミナー」と3 次元適用を推進するための「3 次元設計推進セミナー」を開催し、こちらも延べ1,000 名のお客様にご来場いただき、好評を博しました。本年もお客様ひとりひとりと真摯に接し、iCADならではの価値を伝えていきたいと考えております。

iCADは設計部門の進化と共に技術進化を遂げ、設計者が本当に必要とするCADシステムを開発し、3次元適用に伴う課題の解決についてもお客様と一緒に取り組んでまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(iCAD株式会社)

迪普勒(北京)信息技术有限公司 (DIPRO中国現地法人)

“新年快乐!” 月日が経つのも早いものでして中国に赴任して以来、DPCとしまして今回で5回目の新年のご挨拶となります。この約5年間の中国生活を振り返りますと習近平国家主席体制の1期目とほぼ重なり、経済をはじめとする世界の超大国となった中国のスピード感あふれる変化と新常態での中国夢(中華民族の偉大なる復興)に向けた新たな模索との潮流の中にいる気がします。特にモバイル決済によるキャッシュレス化やシェア自転車、それらを支えるSNS(WeChat等)など生活と密接なIT技術の発展進化は、見習うべきことが多いと実感しています。これらは、中国政府が新たな成長モデルや経済の構造改革のために押し進めてきた創新・イノベーション(大衆創業、万衆創新)から創りだされた例ですが、このベースとなる技術に日本のQRコードなども有効活用されています。その意味では、我々日本企業も中国と日本の特徴(スピード感のある中国と慎重に進める日本)を融合し、それぞれの強みを共有していけば、市場の大きい中国ではビジネスチャンスも更に創出できると確信しています。DPCもエンジニアリング・PLM市場で培った技術を磨き、更に邁進しながら中国社会にも貢献出来る会社を目指していく所存です。

日中平和友好条約締結40周年"

また、日中関係も2012年の尖閣諸島国有化での反日から今日において政治だけでなく民間の草の根活動などで改善傾向に向っており、昨年は日中国交正常化45周年、今年は日中平和友好条約締結40周年(このロゴマークはCJハートを表しています)を迎える年でもあります。アジア、世界の繁栄や平和に向けて日本と中国も更に協力しあい、もっと両国関係が発展していくことを祈願するとともにDPC自身も微力ながら貢献できるように取組んで参りますので、本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

(董事長兼総経理 川見 昭)
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