DIPROニュース 2011年3月号にて、弊社としてのISO26262への取り組みと今後の展望についてご紹介させていただきましたが、このたび、これまでのISO26262の教育や業務改革のご提案等の活動に加え、富士通中部システムズとの協業により、アセスメントサービスやICTツールの導入も行うことといたしました。
そこで今回は、富士通中部システムズのサービス内容も含め、富士通グループ全体としてのソリューションをご紹介させていただきます。
DIPROと株式会社富士通中部システムズ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:小原恒明、以下FJCL)は、「ISO26262」に準拠するための教育・コンサルティング・アセスメントサービス「ISO26262アセスメントサービス」を、販売開始いたしました(6/21プレスリリース実施いたしました)。
DIPROは、長年の自動車R&D業務実績に基づく豊富な知見を有し、FJCLは自動車業界の業務システム開発の中心的役割を担ってきました。今回ご紹介するアセスメントサービスは、単純な「ISO26262適合評価」「ICTツールのご提供」だけではなく、両社の強みを活かし、継続的に安全な製品開発ができる仕組み作りをご支援いたします。
一般的には以下のプロセスで導入することを想定しております。
ISO26262対応をご検討中のお客様に、DIPRO・FJCLでは以下の2つのサービスをご提供いたします。
アセスメントサービスでISO26262に対応するために業務改善(必要なプロセスの整備や追加となる成果物を規定)を行い、ICTツールで改善された業務を定常的かつ確実に遂行することを狙いとして、2つのサービスをご提供いたします。特に、改善された業務を半永久的に遂行するためには、ICTツールの導入がかかせないと考えております。
アセスメントサービスは、お客様のISO26262取組段階に応じて、5つの標準アセスメントメニューをご提供し、ご支援いたします。
(*1) (4) ICTツール導入については、以下のツールが対象となります。
DIPRO : Teamcenter(SIEMENS社) FJCL : 自社開発ツール
また、本アセスメントサービスは、対象とするスコープや実施内容及び実施期間を、お客様のご要望に合わせて対応することが可能です。
ISO26262は、2011年夏頃に正式発行される予定です。自動車メーカー様をはじめ、サプライヤー各社様では、この規格に準拠した業務の仕組みやシステムを構築すべく活動を開始されております。
ISO26262自体は、欧州主体で標準規格の取り纏めが行われてきましたが、本規格の対応を機に、「更に安全性の高い製品・自動車を国内より供給する」・「海外メーカーに対し、品質や安全性では圧倒的に勝る」ことを目指すお客様の想いを共有し、ご支援させていただきます。
ISO26262適用における不明点や疑問点などございましたら、ぜひともDIPROとFJCLをお役立てください。
(デジタルプロセス㈱ 第一エンジニアリングサービス部 シニアコンサルタント
ISO26262 Provisional Assessor 今井)
(㈱富士通中部システムズ 自動車第二事業本部第三ソリューション部 プロジェクト課長 宇佐美)
「ISO26262」の全体概要とお客様が何を始めないといけないかをわかりやすく解説いたします。
さらにお客様をご支援するDIPROのサービスをご紹介させていただきます。
開催日時 | 2011年7月27 日(水) 13:30 ~ 16:00 |
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会場 | デジタルプロセス株式会社 新宿オフィス |
定員/参加費 | 20名 [参加費無料、事前予約制] |
参加対象 | 車載用電子機器を開発されているお客様で規格適用をご担当される方、ISO26262の対応を検討されている方、お困りの方 他 |
お申し込み | ISO26262(自動車用機能安全規格)業務適用サービスのご紹介からお申込みください。 |
内 容 | 13:00 ~ 受付開始 13:30 ~ 16:00
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