製造業における製品開発は、自動車産業が牽引役となり「3D‐CADによる設計」の時代となりました。3Dデータは、形状の確認、複雑な部品間空間成立性(干渉)、レイアウト(配置)、性能予測、生産工程要件等々の検討、またカタログから整備要領書に至るまで、活用の領域は広範囲におよびます。
一方、その活用の実態は企業ごとにさまざまで、3Dデータ整備の時代にあっても、ノウハウ情報の伝達における「2D図面の重要性」は変わっていません。また、製造業そのもののグローバル化に対応するために、「技術情報の伝達・活用」への取り組みが一層重要な課題となって来ました。
本講習会では、CAD研究のアップデート、内外アセンブリメーカーでの3Dデータ利用からサプライヤーサイドでのモノ造りデータの運用実態などを分かり易くご紹介することで、3Dデータを構築・運用するメリットと将来への方向性、3Dデータに具備すべき要件などについての考察を行います。
各分野の第一人者にご講演をいただきますので、皆様奮ってのご参加をお待ちしております。
(デジタルコンテンツサービス部 シニアコンサルタント 加茂下)
講演概要、申し込み方法などの詳細は、下記をご参照ください。
日本機械学会 設計工学・システム部門 イベント案内(日本機会学会サイト)
【 開催日 】 | 2012年8月29日(水) 10:00 ~ 17:00 |
【 会 場 】 | 首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス (秋葉原ダイビル12階) 〒101-0021 千代田区外神田1-18-13 Tel: 03-5294-0250 首都大学東京 : 交通アクセス (首都大学東京サイト) |
【 講 演 】 | 司会 : 加藤 廣(デジタルプロセス㈱) |
講演(1) 「3次元CADの研究動向と製品設計への貢献」
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