「Fujitsu デジタル生産準備 VPS(以下、VPS:ブイピーエス)」の生産ライン検討業務にフォーカスしたVPS GP4の新バージョンを12月にリリース予定です。今回は、VPS GP4の最新機能についてご紹介します。
迅速な製品投入、生産効率の向上、品質維持・向上を実現するためには、生産準備業務のデジタル化が有効です。試作や工程計画策定といった業務をデジタル化することで、物理的な現場への依存を減らし、迅速かつ的確で、誰でも理解できる情報共有が可能になります。これにより、国内外の工場への出張を削減し、生産ラインの立ち上げをスムーズに進め、効率的な生産体制を構築できます。
VPS GP4 は、仮想ライン上で作業者の動きやモノの流れをシミュレーションします。レイアウト検討、作業手順の検証、生産性評価、混流生産の検討など、生産準備工程全体の見える化を支援します。
新バージョンであるV11L28では、混流生産時の部品供給や中間生産物の搬出など、複数回製品の組み立てを行った後に一度行うような作業定義の強化や、VPS MFGから製品の3Dモデルを取り込み仮想ライン上にレイアウトする機能の強化を行いました。以下、個々の機能強化について詳しくご紹介します。
製品データの組み立て作業において、部品の補充やトレイに溜まった部品の搬出など、数回に一度実行する作業を簡単に作成したいというご要望にお応えしました。これまでも、一連の作業手順を繰り返し実行する混流実行機能で、部品補充作業のような低頻度作業を表現できましたが、今回、その定義方法と確認方法を大幅に強化しました。
従来は、部品を使用し部品箱の中の部品が減ると、不足した部品を供給するような設定は可能でした。今回は…
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デジタルプロセス株式会社 VPSインフォメーションセンター 前田、吉田、内藤
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