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DIPROニュース

2016

8月号

2016.08.10

iCADフォーラム 29th 開催報告

2016年春も、東京(5/26)・名古屋(6/1)・大阪(6/8)の3会場にてiCADフォーラムを開催いたしました。29回目となる今回は、アルバック様、日本製鋼所様、AGC旭硝子様にご講演いただきました。また、iCADユーザ様限定セミナーである“3Dステップアップセミナー”を、今回初めて2つのテーマで開催。過去最高の来場者数を記録し、例年よりもさらに盛況感あふれるセミナーとなりました。ご多用の中、ご来場いただいた皆様方に厚く御礼申し上げます。

午前の“3Dステップアップセミナー”では、2次元/3次元操作テクニック編として“日々の業務で使える操作テクニックや知っていると便利な機能”を、3次元業務活用編として“大規模装置配線や組み立て作業の3次元データ活用や、機械設計における点群データ活用”について、2種のセミナーの同時開催をご案内したところ、事前に大変多くのお申し込みをいただき、急遽、会場を広げての実施となりました。来場のお客様からは「実務に活用できるものばかり。参加して良かった」「まさしく該当する案件がある。詳細内容を相談したい」などの積極的な声が挙がり、セミナー終了後にもお声掛けをいただくほどでした。

午後の3次元活用事例講演では、アルバック様に“設計者を中心とした新たな3次元CADの評価・選定と、iCADSXを全事業部で立上げ・展開する活動”について、日本製鋼所様に“3次元設計ツールとして選定されたiCADSXの導入経緯、これまでの活動と成果、今後の取り組み”について、AGC旭硝子様に“3年間に渡る「Vitrics」 の内容と実績と課題”について、それぞれご講演いただきました。来場のお客様からは「まさに今、うちで困っている事。今回の講演を機に、検討が加速する」「業種は違えど、課題は同じ。まさに自社でやりたい最先端の姿だ」などの声をいただき、業務改革を実現している現場の生の声が、お客様にとっての大きな価値であるということを再認識いたしました。

※Vitrics
…AGC旭硝子様における、ICAD/SX-制御検証を活用したプロジェクト名称

最後に、iCAD株式会社 代表取締役社長 西村より、iCADのCAD開発姿勢と、現在研究中の内容について、講演をいたしました。

私達は、お客様の現場を直接訪問させていただき、設計現場の目線で業務を理解し、真に求められる技術を追求しています。これからも、“日本のものづくりを日本のCADで支える”という理念のもと、CAD開発を進めていきます。引き続きiCADをご支援、ご愛顧いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

(iCAD株式会社 窪寺)

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