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DIPROニュース

2022

1月号

2022.01.11

役員・本部・グループ会社より新年のご挨拶

PLMソリューション本部・システムサポート本部・エンジニアリングサービス本部
執行役員常務 吉野 琢也

新年おめでとうございます。

今は自粛ムードの社会環境にありながら、様々な事柄が急激に変化していく時代であると思います。政府の動きを見ても、製造業に限らず各業界大手の戦略を見ても、必要以上に性急・強引な取組みに見えるものも数多くあり、メディアを賑わせています。これらは、VUCAの混沌を乗り切るための一か八かの大勝負に出る動きであったり、制限・制約の中での苦肉の策であったりするのだろうと推察しますが、こういった動き自体も新たな混乱や変化を生む一要因となっています。マスメディアは売れるニュースを扱うという価値判断や記者クラブなど構造上の問題もあり、真実を伝えるというよりも不安感を誇張し過ぎることで、扇動の道具の様になりがちです。今ここで起きていることに対して、自覚的であるべきかも知れません。

何れにせよ、この混沌の中では、過去と同様な発想・取組みでは手詰まり感を禁じ得ず、根源的なところまで立ち戻って、思考の枠組みにある制限・制約なども外して、問題を捉え直す必要があるようにも思えます。「人の思いを形(製品)にしたものが、より良い社会を拓いていく」といった、ものづくりの本来のパーパス(目的)を突き詰めて考え、いかに新しい一歩を踏み出すかを議論していき、既定路線から外れることも厭わず、互いに学ぶ気持ちを持って進むことが良いように思います。

私たちの立場においては、お客様のものづくり現場に寄り添い、共に課題を見つめて悩み、共に乗り越えていきたいと考えております。変わり続ける環境下で、ものづくりへの熱い思いを掛け声に、伴走させていただきたいと思っております。

本年も、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

ビジネス本部・パッケージ事業本部・管理本部
執行役員常務 永嶋 寿人

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

コロナに半導体不足、更に脱炭素という強烈な制約が重なって、製造業の皆様は厳しい舵取りを強いられてるかと存じます。この苦境を乗り切る手段の一つが、DXかと思います。

DXは、デジタル技術を活かして完全に変わること(Complete Change)と言います。従って業務を広範囲に根本から変える(プロセス革新)が主な作業で、デジタルはそのイネーブラーです。

当社は30年以上に渡って、お客様の設計開発と生産技術のデジタル化(3D化)を行って参りました。

当社の強みは以下です。

  • お客様の現場業務を熟知しており、経験豊富なメンバーがプロセス革新を先導します。
  • データ衝の最適なITをご提案します。(著名ツールと強力な当社製ツールの組み合わせ)
  • 新プロセスの定着と効果刈り取りまでを結果責任と捉え、お客様のパートナーになります。

様々な新しい制約の中、製造業の皆様は事業戦略の見直しを急がれていると存じますが、新しい事業戦略には、設計生産のプロセス革新が不可欠と思います。是非当社にお声掛け頂き、ご提案の機会を賜りたいと存じます。

今年も当社を何卒宜しくお願い申し上げます。

ビジネス本部
本部長 仙敷 昭喜

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年も新型コロナウィルスがおさまらず、仕事のやり方や業務形態に大きな変化がある中、御厚情を賜りありがとうございました。

ニューノーマルの生活環境は、今までの時代と大きく変化し、皆様のDX(最新のデジタル技術を駆使した、デジタル化時代に対応するための企業の変革)を加速させる契機になったと感じています。

弊社としては、基盤技術(CAD / CAM / CAE / DMU /PLM)を深化させ、3D技術を軸としてソリューションを連携し、昨年度より取り組みをしております、VR、データセキリュティ、AI活用、データ流通標準化、データサイエンスなどを組み合わせながら、ニーズに合わせて領域拡大を図り、社会貢献にも努めていきたいと考えております。

また、新技術に関してもWebinarなどによるデジタルマーケティングを加速させ、情報発信に努めて参ります。

当本部としては、製造業とデジタルを橋渡しする最前線を担い、常に皆様と寄り添える存在であり、かつスピード感を持って課題解決のお力になりたいと考えております。

本年も変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願い申し上げます。

PLMソリューション本部
本部長 小嶋 正博

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年は世界的なコロナ禍の混乱から、テレワークを中心とした新しい業務形態へ変革が進んだ一年でした。そこに行きつくまでには、お客様と各プロジェクトの推進方法を議論させていただき、また仮想プロジェクトルームの設営やコミュニケーションのあり方など、様々な面で新しい技術へ挑戦させていただきました。なかなか【大部屋開発】から抜け出せておりませんでしたが、コロナという厄介者が半ば強制的に背中を押してくれた結果となりました。With/Afterコロナ時代として、“リアルとバーチャルを融合した協創基盤”に向けた第一歩を踏み出すことができました。

本年は寅年、【虎穴に入らずんば虎子を得ず】の中国のことわざの通り、新しいことを行うにはリスクはつきものです。DX:デジタルトランスフォーメーションを推進していくには新たな価値創造が必須であり、そのあるべき姿を数々の課題やリスクと戦いながら模索しているお客様が多くおられます。価値創出を実現するために過去を断ち切った業務プロセス改革と、日々誕生するデジタル化の新技術を融合し、お客様と共にDXを実現させていただきます。

虎穴虎子、DX成功の大きな喜びのために、本年もよろしくお願い申し上げます。

エンジニアリングサービス本部
本部長 松本 正行

明けましておめでとうございます。昨年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

昨年は、コロナ猛威の収束が見えない中ですが、少しづつ日常を取り戻す年にもなりました。一方、ニューノーマル下でビジネスや働き方等の変化が急加速しており、改めてITの重要性が認識され、IT活用次第で企業競争力を左右する時代に突入したと感じております。

DXやデジタルツインといったバーチャルエンジニアリング推進がカギを握り、エンジニアリングサービス本部でも、新しい発想を取り入れ、各種取り組みを実施していく必要があると考えております。

デベロップメントエンジニアリング(R&D)領域では、設計・解析・電子電装を主体としたエンジニアリングサービスを中心に、お客さまのものづくりに直接携わってきました。そこで培ったノウハウを基にONLY ONE技術を徹底的に磨き上げ、今後重要視される開発上流段階での企画構想設計の高品質化 / 高効率化を追及し、データサイエンス、AI、MBD等の先進技術を有効活用することで、より大きなプロセス改革を実現できるようにお客様と共に挑戦していきたいと思います。

プロダクションエンジニアリング(生産技術)領域では、これまで各社で取り組まれているモノづくりのQCD向上を図るため、製品だけではなくモノづくり現場の3D化を拡大し、そのデータを蓄積、活用するデジタルファクトリ環境での事前検討プロセス構築をご支援して参りました。これに加えて、解決すべき課題からIoT技術を活用して取得した現場データをAIなどを活用して分析・解析して、設計や生産現場にフィードバックするサイクルを組み込んだ新たな生産準備業務プロセスの構築が必要と考え、引き続きお客様と共に取り組んでいきたいと思います。

お客様にとって最も適したものづくりを実現する為に、プロのエンジニア集団として最大限の価値をご提供できることを目指してまいりますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

システムサポート本部
副本部長 古林茂雄

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は大変お世話になり、本部員一同心より御礼申し上げます。

私共システムサポート本部は、お客様にご活用頂いているパッケージソフトやシステムの運用・保守・サポートを実施させていただいております。

昨年の日本経済は新型コロナウイルスやこれに伴って発生した半導体の供給不足、原油価格の高騰に翻弄された一方、スポーツの世界では史上初めて無観客で開催された東京オリンピックや大谷翔平選手の二刀流での大活躍、松山英樹選手のマスターズ制覇など明るい話題も多くありました。

製造業のお客様におかれましては、世界的にSDGsの重要性が高まる中、急速に変化するビジネス環境に対応すべく、大変な一年を過ごされたのではと想像致します。

私共も、お客様がおかれている厳しいビジネス環境に寄り添い、DX(Digital Transformation)実現に少しでもお役に立てるよう努めて参りました。特に電子制御の増大に伴うソフトウェアとメカの連携管理やこれに関連する国際基準や各国法規制への対応、レガシーシステム維持の効率化やモダナイゼーション対応は多くのお客様と取り組んだ課題でございました。

今後も多くの製造業のお客様が直面されると予想されるビジネス環境の変化にDXでいかに貢献できるかを私共の使命と認識し、今年も邁進して参りたいと思います。

皆様におかれましても、より発展を遂げられ、素晴らしい一年となることを祈念しております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

iCAD株式会社

新年おめでとうございます。

2020年に始まった新型コロナウィルスの感染拡大は、今年で3年目となります。一日でも早く、世界的なコロナ感染状況が改善し、皆様が、健康な生活を送りながら、活発な企業活動に邁進できますよう祈念致します。

毎年春・秋に開催しておりましたiCADフォーラムは2020年秋よりオンライン開催に変更し、全国から多くのお客様に視聴いただけるようになりました。事例講演ではシミズ工業株式会社様、パナソニック株式会社様、株式会社吉野機械製作所様、澁谷工業株式会社様、株式会社トヤマ様の多大なるご協力により、デジタルツイン、バーチャルエンジニアリングなどの先進的取り組み事例や、設計製造現場で実際に起きた問題と解決内容を紹介いただきました。視聴されたお客様からは、「iCAD SX導入で業務改善したい」、「効果が出せそう」といった声を多数いただけました。また、昨年より「3次元データ活用WEBセミナー iCADテクニカルフェア」を開始しました。こちらも多くのお客様に視聴いただき、「ものづくりの全て場面で3次元CADにするメリットを再確認できた」など、3次元データ活用への期待を多数お寄せ頂けました。本年もお客様と真摯に接し、iCADならではの価値を伝えて参ります。

昨年1月、当社では、機械装置設計向け3次元CAD「COLMINA 設計製造支援 iCAD SX」の最新バージョンである「iCAD SX V8」を、出荷開始致しました。iCAD SX V8では、機械・電気・制御の設計者が、動作や製造の情報を蓄積させて互いに活用できる設計機能と、製造や保守サービスで3次元データを活用できる機能を提供しています。お陰様で多くのお客様で導入され、高い評価を頂いております。設計製造現場における業務改革の一助となり得た事は、この上ない喜びです。

今後も、設計・製造現場で発生する課題を解決し、皆様のご期待に応えるiCAD SXをご提供し続けていけるよう、より一層開発に邁進いたします。開発・拡販・サポートの三位一体になった製品開発に努め、機械設計のデファクトスタンダードを目指していきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

迪普勒(北京)信息技术有限公司(DPC:DIPRO中国現地法人)
董事長 川見 昭
副総経理 唐 勝海

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

中米紛争やコロナによるサプライチェーン問題、中国「ゼロコロナ」政策の長期化、更に昨年後半からの電力抑制による不動産の新規着工数の減少、原材料価格の高騰など課題が山積みの中におきましても、お客様と共に2021年を何とか過ごせたことに改めて、感謝申し上げます。

中国政府も「共同富裕」といった新たな長期戦略の発表や大手企業独占禁止の強化、RECPの来年1月スタート、CPTPPへの加盟申請、中米競争の緩和などより中国は新しい経済環境を形成中で、GDP伸び率が低下しても外国からの資金投入も続き成長しており(1-10月の実行ベース外資導入額は16兆円、同期17.8%増)、60%以上の外資系企業は中国への投資増加計画があり(中国欧州連合(EU)商会と中国米国商会の調査)、大きなビジネスチャンスになることが期待されています。

このような状況下、2021年のDPCは続けて「3Dデータ活用」を主テーマとしVridgeR、SpaceVertex・WebViewer、VPS、iCAD、XphereなどDIPRO内製パッケージの販売とサポートに加え、RuleStreamというETO支援ツールの導入作業にも参加し、更にRuleStream マスタデータ管理ソフトMVS(Module Variant Specification)システムを開発し、ETO会社様に向け新しい業務領域を開拓しています(DIPROニュース 2021年10月号 DPC新ビジネスご紹介)

本年2022年は、3Dデータ活用については、設計領域以外に向けてビジネスパートナーと一緒に、生産領域など下流領域に向けたVPS、WebViewerなどのツールへもご支援を拡大しております。SI・コンサルティングビジネスにつきましては、RuleStream、MVSなどのビジネス以外に、DPCが設立時より保有するBOM・目標原価領域のノウハウをベースにコンサルとSIビジネスも引き続き強化しております。これらのデジタル活用を通じてSDGs、カーボンニュートラルなど社会的な貢献にも寄与出来るようにも取組んで参ります。

最後になりましたが、本年も皆様のビジネスが益々拡大する事を祈願し、DPCがその一翼を担えるよう努力していく所存ですので、DPCをお引き立ての程、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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