2017年春も、東京(5/25)・大阪(5/30)・名古屋(6/6)の3会場にてiCADフォーラムを開催いたしました。31回目となる今回は、YKK工機技術本部様、ローム様、日鉄住金テックスエンジ様にご講演いただきました。また、iCADユーザー様限定セミナーである“3Dステップアップセミナー”を、今回も開催。過去最高の来場者数を更新し、従来よりもさらに盛況感あふれるセミナーとなりました。ご多用の中、ご来場いただいた皆様方に厚く御礼申し上げます。
午前の“3Dステップアップセミナー”では、iCAD使いこなし編として“レイアウト検討を効果的に行う3次元操作や過去設計資産の有効活用、設計初期段階での動きの検討”を、3次元業務活用編として“短時間で操作を習得するための考え方や、最低限決めておきたい運用ルール”について、今回も2種のセミナーを同時に開催。事前に大変多くのお申し込みをいただき、会場の増席を実施するほどでした。当日、来場のお客様から「アイデアが浮かんできた」「仕掛中の設計案件で早速試す」など、3次元を具体的に推進していくという積極的な声をいただきました。
午後の3次元活用事例講演では、YKK工機技術本部様に“設計時の様々な情報を活用する取り組みや電機設計も含めた開発リソースおよび業務の効率化の取り組み”について、ローム様に“3次元設計に切り替えた社内背景と、3次元適用時の過去トラブルを含めた様々な取り組み、効果事例”について、日鉄住金テックスエンジ様に“点群データ活用や制御シミュレーション、VRなどの先進的なデータ活用の取り組みと効果”について、それぞれご講演いただきました。全ての講演で多くの質問をいただいたほか、講演後もお客様同士の議論で商談ルームが満室になりました。iCADフォーラムが、事例紹介の場に留まらず、お客様にとってよりよいものづくりを目指す場としてご活用いただけている、と感じています。
最後に、iCAD株式会社 代表取締役社長 西村より、iCADのCAD開発姿勢と、現在研究中の内容について、講演をさせていただきました。私達は、年間5000社以上の設計現場を直接訪問させていただき、現場目線で業務を理解し、真に求められる技術を追求しています。ものづくりの進化に応えていくために、道具であるiCADも永続的に進化し、貢献し続けていきます。引き続きiCADをご支援、ご愛顧いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
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