去る8月7日(火)、「データ衝」実現セミナーを品川コンファレンスセンターにて開催いたしました。おかげさまで暑い中にもかかわらず、約90名のお客様に参加していただきました。
『衝』という言葉には、「かなめ、要衝、大切な地点」という意味があり、元々「かなめ」とは扇の骨をまとめて閉じる釘のことで、この「かなめ」がないと扇は形をなしません。扇の一本一本の骨が「業務」を表すと考えれば、それらを繋ぐ「かなめ」は「データ」であります。本セミナーでは『データ衝』の概念がご理解いただけたものと感じております。
さて、今回は三菱重工業株式会社 汎用機・特車事業本部 産業車両 技術部 次長 新家 雅隆 様に現状の問題点や現在取り組んでいる開発業務の効率化についてご講演いただきました。
弊社デジタルコンテンツサービス部 部長SE 稲荷 泰明からは、データ衝を実現するためのE-Methodologyについて講演させていただきました。
E-Methodologyとはデータ活用の業務課題の割り出しやノウハウを織り込んだテンプレートなどのモノづくり技法のソリューションです。お客様でよくある現状の問題点をどのように解決していくかを、お客様の事例を交え、説明させていただきました。
また、弊社デジタルコンテンツサービス部 次長SE 浦辺末広からは、三菱重工業株式会社様で実際に支援させていただいた内容を、支援させていただいた立場からの視点でご説明させていただきました。
最後に弊社 第二開発部 次長SE 森山 光久からは、データ管理について、講演させていただきました。設計期間短縮や品質確保のための問題点を解決するために、1つ1つの課題を割り出し、何に気をつけなければならないかを説明させていただきました。その解決方法として、UGS Teamcenterを用い、説明させていただきました。
今後も弊社が提案するモノづくり技法について、セミナーや展示会を企画させていただきますので、よろしくお願いいたします。
(営業部 主査 森本 茂樹)
PICK UP