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DIPROニュース

2010

10月号

2010.10.10

[号外] オートモーティブ デジタルプロセスセミナー 2010 概要決定

来る11月25日に「オートモーティブ デジタルプロセスセミナー 2010」を開催いたします。今回で18回目を迎える弊社恒例のこのセミナーも、昨年はリーマンショック後の深刻な経済環境にあって開催を見送らせていただきました。この間、多くの皆様から本セミナーの開催に対して期待する声をいただき、こうしたご支持にお応えすべく、本年は改めて開催させていただくことにいたしました。

日時 2010年11月25日(木) 10:30 ~ 17:15 (受付開始 9:15~)
会場 パシフィコ横浜 会議センター1階 メインホール

 基調講演「中国内陸部市場の変化と日本企業のビジネスチャンス」

経済ジャーナリスト・作家 莫 邦富 (モー・バンフ) 様

 講演「ゼロエミッション社会の構築に向けて ~日産「リーフ」の開発と今後~」

日産自動車株式会社 常務執行役員 篠原 稔 様

 講演「マツダのパワートレイン戦略とそれを支えるIT」

マツダ株式会社 パワートレイン開発本部 本部長 人見 光夫 様

 パネルディスカッション 「リーマンショック後のエンジニアリングIT 課題と次の一手」

[パネラー]
トヨタ自動車株式会社 エンジニアリングIT部 部長 大平 宏 様
日産自動車株式会社 エンジニアリングシステム部 部長 山本 泰司 様
株式会社本田技術研究所 開発推進室CISブロック シニアマネージャー 岩本 淳 様
マツダ株式会社 エンジニアリングシステム部 部長 岡村 一徳 様
三菱自動車工業株式会社 エンジニアリングIT部 部長 太田 晃 様
スズキ株式会社 デジタル技術部 推進課 課長 倉田 効市朗 様

基調講演「中国内陸部市場の変化と日本企業のビジネスチャンス」

基調講演は、新聞の連載コラムを初め数多くの著作をお持ちで、中国自動車産業についても豊富な知見をお持ちの経済ジャーナリスト・作家の莫 邦富(モー・バンフ) 様をお招きし、今や自動車業界をはじめ、ざまざまな業界で注目を集めております中国の現状に関して、お話していただくこととなりました。「中国内陸部市場の変化と日本企業のビジネスチャンス」と題し、日本ではあまり知られていない中国内陸部を、講演者自身が実際に歩き、見聞きし、最新状況をお伝えします。

現在中国では、上海、深川、広州などの沿海部の都市よりも一人当たりGDPが高い地方都市が多数登場しています。そのような、多くの「明日の星」と見られる都市があるにもかかわらず、ほとんどは日本では知られていないか、あるいは見落とされてしまっています。これら内陸部についての興味深いご講演をご期待ください。

自動車メーカー様 ご講演

次に、いよいよ本格化する電気自動車の市場展開について、日産自動車株式会社 常務執行役員 篠原 稔 様より、「ゼロエミッション社会の構築に向けて ~日産「リーフ」の開発と今後~」と題し、ご講演いただきます。

世界初の本格量産電気自動車として、「日産リーフ」は、2010年12月から日本、米国、欧州の一部の国で発売し、2012年からはグローバルに量販される予定です。専用設計したITシステムの採用により、乗車前、乗車中、乗車後、それぞれに最適な情報の提供やエネルギーのコントロールをサポートする新たな情報通信システムも採用されています。

そして、もう一方の柱である内燃機関の進化を中心としたパワートレイン戦略について、マツダ株式会社 パワートレイン開発本部 本部長 人見 光夫 様より、「マツダのパワートレイン戦略とそれを支えるIT」と題し、ご講演いただきます。

マツダ様は、2015年までにグローバルで販売するマツダ車の平均燃費を2008年比30%向上させる計画を発表されています。その主力技術となるのが、次世代パワートレイン開発コンセプト「マツダ スカイ コンセプト」です。ガソリン、ディーゼルエンジンなどの内燃機関とトランスミッションを一新される計画です。

パネルディスカッション・展示
パネルディスカッション

毎回、ご好評をいただいておりますパネルディスカッションは、「リーマンショック後のエンジニアリングIT 課題と次の一手」をテーマに、日本の主要自動車メーカー6社のエンジニアリングIT部門長の皆様にお集まりいただき、現状の課題と今後の打ち手について、議論いただきます。

経営施策として必須のコスト削減、生産および商品開発のグローバル展開、自動車市場そのもののアジアシフト、など課題は目白押しです。エンジニアリングITをリードする業界重鎮の方々のディスカッションの行方に期待しています。

あわせて、例年実施しております展示・デモは、弊社主力PLM製品に加え、本紙でも度々ご紹介しているマレーシアのDreamEDGE社の展示も予定しております。

ご多忙中のところを恐縮に存じますが、万障お繰り合わせの上、是非ご参加いただきますようお願い申しあげます。

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