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DIPROニュース

2011

12月号

2011.12.10

2011 国際ロボット展 出展報告

ロボット業界におけるIOC Express(以下、IOC)の認知度向上やロボットメーカーとの交流を狙い、2011 国際ロボット展にORiN協議会の一員として出展しました。弊社はORiN協議会には準会員として正式入会しています。

ORiNはパソコンのアプリケーションソフトウェアから、異メーカー・新旧のロボット、PLC、NC工作機械などの制御装置の情報を共通的な方法でアクセスするための標準仕様で、ORiNの普及、維持・発展を目的に日本ロボット工業会の技術部にORiN協議会がおかれています。

イベント概要

国際ロボット展は世界最大のロボット見本市で、11/9(水)~11/12(土)の4日間、東京ビックサイトで開催されました。国際ロボット展は日本国際工作機械見本市(JIMTOF)と隔年開催されています。今回は272社・団体の出展があり、4日間合計の来場者数は102,361人と、日本国内だけでなく、北欧、東南アジアなど海外から多数の来場がありました。

出展ブースの様子

ORiN協議会の特別会員である株式会社デンソーウェーブ様のご協力を得て、デンソーウェーブ社製のVRC(Virtual Robot Controller)を使い、パソコン上の2台のロボットコントローラとPLC(実機・ソフトシミュレータ)と接続し、PLC制御とロボット動作を組み合わせたデモを展示しました。

展示ブースには、国内外を問わず、さまざまな分野のお客様にご訪問いただきました。3次元CADによるメカ設計は普及してきている一方で、制御ソフトウェア開発の改善までは実施できていないお客様も多く、IOCのコンセプトに非常に共感していただけ、IOCが市場で求められているツールであることを確信できました。

出展者である主要なロボットベンダーの方々と制御検証について会話する機会もあり、この繋がりを上手くロボットを含むシミュレーション環境構築の確立に繋げていきたいと思います。

IOCのデモ展示
IOCのプレゼンテーション
ORiN協議会ブース

(VPSビジネス部 川人)

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