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DIPROニュース

2013

1月号

2013.01.10

第22回 経営に貢献するCAEセミナー ご報告

去る平成24年12月11日(火)、刈谷市産業振興センター小ホール(愛知県)にて、「第22回 経営に貢献するCAEセミナー」を開催いたしました。(主催CAESEKI.com(カイセキドットコム))

年2回開催しています本セミナーですが、中京圏での開催は4年振りの開催となり、多くのお客様にご多忙の中ご来場いただきました。

ご講演では、株式会社東芝 大富様より「1DCAEによるものづくりの革新」と題し、1DCAEの考え方とモノづくりにもたらす効果、1DCAEを製品開発設計への適用方法と事例をご紹介いただくとともにその成果と課題についてご講演いただきました。

次に、株式会社豊田自動織機 中本様より「CAEと材料力学」と題しまして、ご自身のCAEのキャリアから得た教訓として、材料力学教育の現状と問題点から新しい材料力学の教科書の必要性、シラバスの提案、人材育成についてご講演いただきました。

京都大学大学院 西脇様からは「トポロジー最適化による革新的製品設計」と題しまして、トポロジー最適化の基本的な考え方とともに、新しい機能をもつ構造の形状・形態創成や構造問題以外の音・振動問題、電磁波問題への適用事例についてご紹介いただきました。

最後に日産自動車株式会社 荒木様より「日産自動車のCAE適用の現状・動向とCAE体制の海外展開」と題しまして、車両開発プロセスV3PでのCAEの位置づけやフルビークルCAEによる車両開発の推進の現状・動向と海外リソースの活用やルノーとの協業についてご講演いただきました。

講演終了後の懇親会では、例年通り多くのお客様に参加いただきました。講演者の方々を中心にご参加いただいた皆様により、打ち解けた雰囲気の中で交流を深めていただき、業種を超えて、貴重な情報交換の場としてお役立ていただけたのではと思います。

これからも皆さまからのご要望を反映し、ご期待に沿える魅力あるセミナーになるよう誠心誠意取り組んで参りますので、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

(WEBサイト CAESEKI.com もご参照ください)


(デジタルコンテンツサービス部 宇梶)

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