7月8日に東京、7月16日に名古屋にて、「VPS・GP4事例セミナー2015」を開催いたしました。
ご多忙中、また足元の悪いなか、ご来場いただいた皆様方には厚くお礼申し上げます。 製品にフォーカスした生産準備を行う『VPS』、作業場にフォーカスした生産準備を行う『GP4』。それぞれのユーザー様に活用事例を発表いただき、お客様に業務課題を解決する糸口を見出していただければと、昨年度より2製品を冠した事例セミナーを開催しております。
3回目となる今回、初めての試みとして、午後の事例講演の部に先立ち、午前中に「VPSユーザー様向けセミナー」を同時開催いたしました。既存のユーザー様にVPSをより使いこなしていただけるよう、導入支援の中で蓄積したノウハウをご紹介したところ、多くのお客様から「便利な工夫点を聞けて、大変良かった」とのコメントをいただきました。また、プロトタイプを使って開発の方向性や提供予定の機能もご紹介いたしました。ご参加のユーザー様からは、各々の現場での活用シーンで期待できる効果の度合いを発言いただくなど、VPSの今後の取り組みとして大変有意義な機会となりました。ありがとうございました。
午後の部では、VPSの活用事例としまして、日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社様、株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ様、また、VPSとGP4の活用事例としまして、株式会社島根富士通様にご講演いただきました。具体的で分かりやすい、あるいは、先進的な取り組みで刺激を受けたとの声もあり、聴講されるお客様の熱心なまなざしが印象的でした。
ATMの海外生産向け組立手順書動画化の成果、課題解決方法をご紹介いただきました。 聴講されたお客様からは「設計変更時、静止画を利用した指示書作成は参考になった」、「同じような問題を抱えており、非常に勉強になった」などの声が寄せられました。
半導体製造装置向けのVPSによるBOM編集、作業手順書およびパーツリスト作成まで、広い範囲での活用事例をご紹介いただきました。
聴講されたお客様からは「多方面にわたる最適化を進めていてとてもエネルギーを感じた」、「BOMを中心とした運用を構築していて理想的なPLMを実現している」など、感銘を受けたという声を多数いただきました。
PC工場の超多品種少量生産におけるVPS、GP4の活用事例および生産革新についてご講演いただきました。
聴講されたお客様からは「シミュレーションだけでなく、幅広く工夫された改善事例が大変参考になった」、「日本でのモノづくりへのこだわり、人材育成の重要性など、会社としての明確なコンセプトが興味深かった」などの感想をいただきました。
ソリューション紹介の時間では、デジタルセル生産支援システム『digicell(デジセル)』(日本システムウエア株式会社様)、パーツリストHTMLビルダー『自在空間PB(Parts List Builder)』(株式会社テックコミュニケーションズ様)、生産・物流シミュレーター『WITNESS(ウィットネス)』(株式会社富士通九州システムズ)をご紹介いたしました。また、弊社VPSビジネス部の坂田より、7/10に出荷を開始しました『VPS』、『GP4』の最新版についてご案内いたしました。以上の製品を含め、生産支援にまつわるソリューション、計10製品のデモ展示も行いました。事例講演終了後もたくさんのお客様にお立ち寄りいただき、しばらく会場の熱気が冷めることはありませんでした。
今後も私たちは、お客様から寄せられるご要望やご意見などをヒントに、VPS、GP4の製品力を強化すると共に更に連携性を高めていき、設計と生産をつなぐ強力なソリューションとなるよう努めてまいります。
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