MENU

DIPROニュース

2015

9月号

2015.09.10

日本機械学会主催 講習会のご案内
「自動車における3次元設計の現状と課題」

製造業における製品開発は自動車産業が牽引役となり、「3D‐CADによる設計」の時代となりました。3次元データは形状の確認、複雑な部品間空間成立性(干渉)、レイアウト(配置)、性能予測、生産工程要件、などの検討、またカタログから整備要領書に至るまで、活用の領域は広範囲に及びます。しかし、その活用の実態は、企業毎にさまざまなところを残しており、3次元データ整備の時代にあっても、ノウハウ情報の伝達における「2D図面の重要性」は変わっていません。一方、製造業そのもののグローバル化に対応するために、「技術情報の伝達・活用」への取組みが、一層重要な課題となってきました。

本講習会では、CAD研究のアップデート、内外アセンブリメーカーでの3次元データ利用からサプライヤサイドでのモノ造りデータとしての運用実態等々を分かりやすく紹介することで、3次元データを構築/運用するメリットと将来への方向性、3次元データに具備すべき要件等についての考察を行います。各分野の第一人者にご講演をいただきますので、皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

講演概要、申込方法の詳細は日本機械学会 設計工学・システム部門 イベント案内(日本機械学会サイト)から講習会「No.15-119 自動車における3次元設計の現状と課題」をご参照ください。

開催概要

開催日時 2015年10月7日(水) 10:00 ~ 17:20
会場 東京工業大学 蔵前会館 ロイアルブルーホール
東急目黒線・大井町線 大岡山駅より徒歩1分
講演

司会:加藤 廣(アドバンスソフト株式会社)

講演(1)
「3次元CADの研究動向と製品設計への適用」
法政大学 理工学部 機械工学科 教授 木村 文彦 様

講演(2)
「グローバル展開時代の3Dデータ活用」
日産自動車株式会社 カスタマーパフォーマンス&CAE・実験技術開発本部
統合CAE&PLM部 製品開発情報マネージメントグループ 主管 笹川 正彦 様

講演(3)
「モノづくりにおける3次元CADデータのグローバル活用と課題について」
ジヤトコ株式会社 開発部門 システム開発室 室長 伊藤 徹郎 様
ジヤトココリアエンジニアリング株式会社 第一技術開発室 室長 金昌鉉 様

講演(4)
「3次元設計がもたらすデジタリゼーションの新潮流」
シーメンス株式会社 ビジネスコンサルタント部 五島 直 様
ポートフォリオ開発部 足立 誠市郎 様

講演(5)
「日産自動車における「3D単独図」適用の取組み」
株式会社日産テクノ CAD技術推進室
アソシエイトCADマイスター 中込 康之 様

講演(6)
「3次元データ活用による開発生産プロセス効率化を支えるBOM/PDMシステム」

デジタルプロセス株式会社 代表取締役社長 山田 龍一

(デジタルコンテンツサービス部 宇梶)

TOP