製造業における製品開発は自動車産業が牽引役となり、「3D‐CADによる設計」の時代となりました。3次元データは形状の確認、複雑な部品間空間成立性(干渉)、レイアウト(配置)、性能予測、生産工程要件、などの検討、またカタログから整備要領書に至るまで、活用の領域は広範囲に及びます。しかし、その活用の実態は、企業毎にさまざまなところを残しており、3次元データ整備の時代にあっても、ノウハウ情報の伝達における「2D図面の重要性」は変わっていません。一方、製造業そのもののグローバル化に対応するために、「技術情報の伝達・活用」への取組みが、一層重要な課題となってきました。
本講習会では、CAD研究のアップデート、内外アセンブリメーカーでの3次元データ利用からサプライヤサイドでのモノ造りデータとしての運用実態等々を分かりやすく紹介することで、3次元データを構築/運用するメリットと将来への方向性、3次元データに具備すべき要件等についての考察を行います。各分野の第一人者にご講演をいただきますので、皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
講演概要、申込方法の詳細は日本機械学会 設計工学・システム部門 イベント案内(日本機械学会サイト)から講習会「No.15-119 自動車における3次元設計の現状と課題」をご参照ください。
開催日時 | 2015年10月7日(水) 10:00 ~ 17:20 |
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会場 | 東京工業大学 蔵前会館 ロイアルブルーホール 東急目黒線・大井町線 大岡山駅より徒歩1分 |
講演 |
司会:加藤 廣(アドバンスソフト株式会社) 講演(1) 講演(2) 講演(3) 講演(4) 講演(5) 講演(6) |
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