DIPRO VridgeRは超圧縮立体技術と高速・高精度な表示技術を搭載したデジタルプロダクションツールです。自動車、航空機などの大規模なデジタルモックアップによるレイアウト検討、干渉チェックからドキュメント用のイラストデータ作成まで3次元データを使った幅広い業務でご利用いただいております。
DIPRO VridgeRにおける新規機能、および改善・強化点の一部をご紹介をさせていただきます。
従来のViewer機能を越えたワイヤーフレーム作図機能がお客様にとって新しい仕事の進め方をご提案いたします。
DIPRO VridgeRのワイヤーフレーム作図機能では、断面上、および任意平面上に線図を追記できるようになりました。マウスを使った直感的で簡単な操作に加え、ナビゲーション機能が搭載されているためCADを使わない業務に携わる方でも設計指示や加工指示等の意図を伝えるための作図を行うことが出来ます。
矢視方向の切り替えを行うView方向切替ボタンにお客様が任意にアイコンを設定することが出来るようになりました。これにより矢視方向の切り替えが今まで以上に分かり易くなりました。またお客様が業務でよくお使いになる矢視方向を設定して、登録することが可能となりました。
マウス操作によって部品を移動させ、その経路を記憶する方法へ操作性の改善を行いました。対象となる部品をマウスによって移動させることにより、今まで以上に部品の組み付け経路を簡単に指定することができます。
3Dデータからポリラインを生成する際の精度設定、実際の部品に対して倍率を指定して出力する機能の追加・改善によって、出力データの品質向上を行いました。これによりイラスト加工ソフトでの加工等の後工程に要する工数の削減に貢献いたします。
この他にもCADトランスレータの改善を始めとして分解図機能、断面線作成機能、テクスチャーマッピング、起動メモリ時の削減等の機能強化・改善を実施しております。
なお、ご紹介いたしましたDIPRO VridgeRは6月21日(水)から23日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される第17回設計製造ソリューション展に出展いたします。是非弊社ブースにお立ち寄り頂き、実機にてDIPRO VridgeRを体感していただきますようお願い申し上げます。
(第一開発部 主査SE 鈴木 浩司)
※掲載されている車両(または、その一部)の画像は、日産自動車株式会社様のご提供によります。
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