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DIPROニュース

2008

10月号

2008.10.10

生産と設備管理のソリューション展2008 出展報告

9月10日(水)~12日(金)の3日間、東京ビッグサイトで「生産と設備管理のソリューション展2008」が開催されました。

この展示会は、社団法人日本能率協会様主催により、モノづくりを支える「エンジニア連携促進」の場として、エンジニアを支援する各種ソリューションを集めた展示会です。現場・現物・現象に基づいて知恵を絞り、最適な解決策を求め、日々モノづくりを実践しておられる設備設計・生産技術そして保全技術者への格好の情報提供の場となっており、主催者発表によると、出展社127社、来場者数10,075名(前年比141%)であったとのことです。

今回初めての出展でしたが、「設計と生産技術のシンクロゾーン」という設計部門と生産部門の連携促進ツールを展示する新企画展示ゾーンにブースを構え、生産技術業務の革新を実現するため、当社を代表する5つの製品を展示させていただきました。

Tecnomatix --- 設計部署との真のコンカレントエンジニアリングを実現するデジタルマニュファクチャリングツール
VridgeR --- 生産設備、機械装置や自動車、航空機など大規模CADデータを高速で扱うデジタルプロダクションツール
ICAD/SX --- 世界でも類を見ない、生産設備など機械装置系に特化した超高速レスポンスの3次元CADシステム
VPS --- バーチャルモノづくりを実現する共通インフラとしてのデジタルモックアップツール
NX CAM --- 2軸から5軸までの加工を支援する強力なCAM機能
会場の様子

Tecnomatixのプレゼンテーション

また、大画面を使った各プロダクトのご紹介や実演デモを実施し、DIPROのデジタルマニュファクチャリングの構築力をアピールさせていただきました。

今回出展したゾーンは、本展示会でも初めての企画エリアということもあり、「設計と生産技術のシンクロ」をキーワードに来場されるお客様も非常に多かったようです。併設された「デジタル現場力シアター」では3次元データの全社的な活用に関する各社講演は終始満席の状態でした。

DIPROブースでも、3日間を通して大変多くのお客様に展示をご覧いただき、多くのご意見・ご感想・ご要望を承りました。特に、「3次元データを如何に活用するか」という視点で、各プロダクトの特徴や他社での適用事例などを熱心にご質問されるお客様が非常に多く、関心の高さを改めて感じることができました。

組立手順書などドキュメントへの3次元データ活用、装置の組立性検証などを実際のデモでご覧いただき、「このようなことができるならば、現状の2次元設計から3次元設計への移行も検討したい」というお客様もいらしたと思います。まさに「設計と生産技術のシンクロ」を実感されたのではないでしょうか。1時間に1回、定期的に実施したTecnomatixのプレゼンテーションでは、ロボットや人間の動作定義、ロボットと人間の協調動作シミュレーションなど実機によるデモを行い、多くのお客様が立ち止まってご覧になっていました。

今回の展示会でお客様からいただいた貴重なご意見やご要望をもとに、お客様のご期待により一層お応えすべく、「設計と生産技術のシンクロ」を実現する最適なソリューションのご提供に向けた努力を続けてまいります。お客様におかれましては、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

(プロダクションエンジニアリング部 次長SE 温井 勝彦)

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