第20回目となる設計・製造ソリューション展が6月24日~26日の3日間、東京ビッグサイトにて開催されました。主催者の発表によると今回の出展数は1640社、来場者数は約75,000人とのことです。当社は、富士通株式会社と共同出展し、大盛況のうちに会期を終えることができました。会場へお越しいただいたお客様には厚くお礼申し上げます。
今年はこの厳しい経済状況を受け、出展社数こそ昨年並みを維持していますが、来場者数は昨年の約80%に止まりました。一方で、弊社ブースには昨年比130%と大変多くのお客様にご来場いただき、出展社の中でも盛況なブースとなりました。雑誌などメディア各社からも「活気のある盛況なブースですね」といった声を掛けていただきました。これらは、弊社に対するお客様のご期待の大きさであると受け止め、より一層の努力をしてまいる所存です。
今年も昨年に引き続き、弊社のキーコンセプトである「データ衝」と、富士通PLMビジネスの方向性を示す「日本発のものづくりIT」の2つをテーマとしました。富士通グループPLMビジネス再編から一年が過ぎ、両社の技術やソリューションの融合の成果を示す場であったと考えています。
富士通製品PLEMIAの活用事例として、複数の製品開発を同時並行で進めるためのプロセスのテンプレート化と見える化の実現についてご紹介いただきました。なお、会場では株式会社アイ・オー・データ機器様の製品(HDD、HDD増設用ユニット、ワンセグチューナーなど)の展示もさせていただきました。
業務改善手法E-Methodologyを車両計画業務に適用された先進事例として、業務プロセス、設計ノウハウの分析、NXテンプレート開発をご紹介いただきました。
設計部門への3Dモデルの適用実績をベースに、生産部門へVPS/Manufacturingを適用されました。そのアイデア豊富な様々な事例をご紹介いただきました。
製品別ブースでは、自動車系のお客様向けソリューションとしてDIPRO製品を、電機・機械系のお客様向けソリューションとして富士通PLM製品を展示いたしました。
今回は特に、I-deasからの移行やCAM、教育コースについてのご質問などNXに関心を寄せるお客様が多くいらっしゃいました。また「3Dデータをもっと使いこなしたい」など、新たな製品投資をできるだけ抑え「今ある資源を最大限に活かして効果を出したい」といったご相談もありました。各社様とも厳しい経営環境の中で、私共が何とか生産性向上、コスト削減などのお役に立てればと考えております。
弊社では会期中にいただいた数々のご相談、ご質問やご要望に直ちに対応すべく、またお客様のご期待により一層お応えできるよう努力をしてまいりますので、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
(CADナレッジエンジニアリング部 主査 作田 純一)
前述の設計・製造ソリューション展のフォローアップとして富士通PLM実践フォーラム2009開催を予定しております。皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
[ 開催日時・会場 ]
【 東 京 】 2009年8月28日(金) 13:30 ~ 目黒雅叙園
【 大 阪 】 2009年9月1日(火) 13:30 ~ ホテル阪神
[ 詳細・参加お申し込み ]
詳細・参加お申し込みは、下記ホームページをご覧ください。
富士通PLM実践フォーラム2009公式ページ(富士通サイト) : http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/jissenforum/2009/
【事例講演】
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