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DIPROニュース

2013

7月号

2013.07.10

日本機械学会主催講習会のご案内 「自動車における3次元設計の現状と課題」

製造業における製品開発は自動車産業が牽引役となり、「3D‐CADによる設計」の時代となりました。3次元データは形状の確認、複雑な部品間空間成立性(干渉)、レイアウト(配置)、性能予測、生産工程要件などの検討、また、カタログから整備要領書に至るまで、活用の領域は広範囲におよびます。しかし、その活用の実態は企業ごとにさまざまなところを残しており、3次元データ整備の時代にあってもノウハウ情報の伝達における「2D図面の重要性」は変わっていません。一方、製造業そのもののグローバル化に対応するために、「技術情報の伝達・活用」への取り組みが一層重要な課題となって来ました。

本講習会では、CAD研究のアップデート、内外アセンブリメーカーでの3次元データ利用からサプライヤサイドでのモノ造りデータとしての運用実態などを分かり易く紹介することで、3次元データを構築/運用するメリットと将来への方向性、3次元データに具備すべき要件などについての考察を行います。各分野の第一人者にご講演をいただきますので、皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

講演概要、申込方法などの詳細は、日本機械学会 設計工学・システム部門 イベント案内 (日本機械学会サイト) から、講習会「No.13-97 自動車における3次元設計の現状と課題」をご選択ください。

CADdoctor®の概要

開催日 2013年 9月 4日(水) 10:00 ~ 17:00
会場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
〒152-0033 目黒区大岡山2丁目12-1 東工大蔵前会館   Tel 03-5734-3737
東工大蔵前会館:交通アクセス(東工大サイト)
講演
  • 司会:加藤 廣(デジタルプロセス㈱)
講演(1)
  • 『3次元CADの研究動向と製品設計への貢献』
    法政大学理工学部機械工学科 教授  木村 文彦 様
講演(2)
  • 『グローバル展開時代の3Dデータ活用』
    日産自動車㈱ グローバル情報システム本部 エンジニアリングシステム部 部長  山本 泰司 様
講演(3)
  • 『モノづくりにおける3次元CADデータのグローバル活用と課題について』
    ジヤトコ㈱ 開発部門 解析技術センター センター長  藤野 恭司 様
    ジヤトココリアエンジニアリング㈱ 第一技術開発室 室長  金 昌鉉 様
講演(4)
  • 『3次元設計から加工・生産準備への展開』
    シーメンスインダストリーソフトウェア㈱ ビジネス開発部 部長  山本 広則 様、遠藤 達雄 様
    ビジネスコンサルタント部  五島 直 様
講演(5)
  • 『日産自動車における「3D単独図」の実務適用とグローバル展開への取組み』
    ㈱日産テクノ CAD技術推進室 アソシエイトCADマイスター  中込 康之 様
講演(6)
  • 『3次元データ活用による開発生産プロセス効率化を支えるBOM/PDMシステム』
    デジタルプロセス㈱ 代表取締役社長  山田 龍一

(デジタルコンテンツサービス部 シニアエキスパート 加茂下)

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