DX推進に取り組まれているお客様が増えており、特に製造業においてはデジタルデータの活用による業務効率化や、働き方改革に対する期待が高まっています。一方で弊社アンケートによると、「製品設計領域と比較して、生産準備領域の3D化が進まない。」といったご意見が毎年上位に来ています。こうした背景から弊社は以下のようなお悩みをお持ちのお客様に対し、生産準備業務のデジタル化に向けたコンサルティングサービスをご提供しております。
弊社では、以下のステップでお客様の課題解決をご支援いたします。
弊社では、自動車業界を中心とする製造業の生産準備業務プロセス全域にわたり、ITツールの導入から業務定着まで数多くの支援をおこなっています。そこで培ったモノづくりの知見と情報技術を活かして、弊社のエンジニアがお客様の本質的な問題点・要因を分析し、解決策をご提案いたします。
コンサルティングというと、改善策のご提案で終わるイメージをお持ちのお客様も多いかと思いますが、弊社は、改善策の実現に向けたソリューションのご提案やシステム開発、様々な生技系パッケージソフトのご提供も行っております。
改善策の具体化や仮説検証など、トータルでご支援できることが弊社の最大の強みです。
下表は弊社の主な支援実績になります。一例をご紹介すると、弊社では『製品・設備不具合による手戻り工数を削減したい』といった課題をお持ちのお客様に対して、過去の指摘事項や不具合情報を分析し、改善策の一つとして3Dモデルを活用した事前検証(VDR:Virtual Design Review)をご提案しました。改善策の具体化フェーズでは、お客様のモノづくりプロセスに合わせたVDRの実施タイミングやVDRでチェックする内容についてお客様と議論を重ね明確化すると共に、VDRに必要なアプリケーション、VDR用のモデル作成手法、チェックシートなどVDR実施に向けた環境整備まで支援させていただきました。
お客様 | ご支援概要 |
自動車OEM様 | 設備設計・製作領域における現状課題の整理、ありたい姿の作成、デジタル化構想をご支援 |
自動車OEM様 | 生産部門が必要情報をタイムリーに受け取り、垂直立上げを行うためのプロセス改革をご支援 |
自動車サプライヤ様 | 設備・製品の過去不具合を分析し、3Dデータを活用した最適ツールをご提案、導入をご支援 |
工作機械メーカ様 | 3Dデータ活用による組立性検討・ラインレイアウト検討の中期計画を策定し、具現化に向けてご支援 |
工作機械メーカ様 | 組立性検討にフォーカスして、設計・生技の連携プロセス構築をご支援(Virtual Design Reviewの適用) |
弊社には、生産準備業務の各領域で様々な支援経験を積んだエンジニアが在籍しています。
生産準備業務プロセス全体の課題から個々の領域のお悩み事まで、お客様の関心事に合わせて最適なメンバーを人選し、お客様と一緒に課題解決に向けて取り組んでまいります。
生産準備業務の課題解決でお悩みのお客様は、ぜひ一度弊社にご相談ください。
なお、11月には今回ご紹介しました生産準備業務を含め、各業務領域でのDX推進に向けた弊社取り組みや支援事例に関するWEBセミナーを開催します。今月のDIPROニュースでも案内していますのでぜひご覧いただけますようよろしくお願いいたします。
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