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DIPROニュース

2004

12月号

2004.12.10

“エンジェルクラウン” デビュー

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DIPROは自動車開発で培った各種技術を歯科分野に応用した歯科用CAD/CAMシステム「DECSY」を開発し、代理店のメディア株式会社を通して販売しています。既に延べ5万人を超える患者様の虫歯治療に使用され大変好評をいただいております。その「DECSY」に今年1月、新しいセラミックス材料“Pro-CAD”を加えました。

従来セラミックスクラウンは技工士の手作りで、セラミックスの粉を特殊な液で練って粘土状にしたものを少しずつ盛上げ、焼き固める。この作業を何度も繰返して歯の形にするため高度な技術と多くの時間、工数が必要でした。このため治療費は一歯当り8~10万円前後と大変高価でした。

セラミックスは変色せず審美的にも優れているだけでなく、金属アレルギーの心配のない優れた歯冠材料です。 しかし、手作りのため大変高価であると言う難点がありました。今回、セラミックスブロックは品質管理された工場で製造し、それをDECSYで自動設計、自動切削する。これにより、安全で高品質なセラミックスクラウンが従来の1/2~1/3の低価格で提供できるようになりました。このため、1月の発売以来、既に2,000歯の実績をあげ、患者様は勿論、歯科医療関係者からも大変好評をいただいております。

そこで2004年10月29日~31日、パシフィコにて開催された横浜デンタルショーで、DECSYで作る高品質でお手軽な価格のセラミックスクラウンを「エンジェルクラウン」と命名し発表いたしました。

大変、注目を集め、その後も多くのお問い合わせをいただいております。人前でも安心して口を開けて笑える白い歯。皆様に幸せの微笑を提供する「エンジェル」クラウンです。より多くの皆様に低価格で高品質のセラミックスクラウンを提供して行きたいと考えています。ご期待ください。

(デンタル事業室 室長 藤原 稔久)

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