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DIPROニュース

2005

8月号

2005.08.10

DIPRO MASTER PMIツールのご紹介

DIPRO MASTER PMIツールのご紹介

DIPRO MASTERをご利用頂きありがとうございます。

この度、DIPRO MASTER 11m2NXリリースにあたり、日産サプライヤ-アプリ(NSA)にPMIツールを追加いたしました。(PMI:Product Manufacturing Information)

ご紹介いたしますPMIツールは3Dデータへ効率的に製品製造情報を付加、修正、管理が行えるツールです。また本ツールは日産自動車株式会社様で進められている図面レス業務に活用することができます。以下に今回追加された3つの新機能についてご紹介いたします。

各機能詳細

スポット溶接の管理機能  1. スポット溶接の管理機能

スポット溶接の管理機能

本機能は、スポット溶接の打点やリベット打点位置を3Dデータ上に配置する機能です。複数のスポット打点の(X,Y,Z)値や部品番号などをリスト管理し、管理された位置にスポット打点を作成、削除、修正、移動などの管理することが出来ます。打点作成・編集はレスポンスを良好にする為に仮打点(参照点)にて行い、最終的にスポット打点/SPR打点(セルフピアスリベット)に変換をします。作成した仮打点(参照点)の座標値はCSV形式のテキストファイルに保存することできますので、次回からの作業を継続できます。本機能を使用することによりパネル部品などの多数のスポット打点を作成・管理しなければならない時などに便利な機能です。

穴の作成機能  2. 穴の作成機能

穴の作成機能

データ作成基準のひとつに穴指示がありますが、本機能は穴形状に配置された座標系に対し、属性情報を付加する機能です。

本機能は、専用のダイアログを使用して穴の作成、修正、削除、チェックおよび測定を行うことができます。

多数の座標系に対し情報管理しなければならない時などに便利な機能です。

座標系ミラーリング機能  3. 座標系ミラーリング機能

座標系ミラーリング機能

ある部品に作成されている座標系やノートを、異なる部品にコピーおよびミラーコピーを行う機能です。また、データ作成基準で決めている「穴」を表現している座標系をコピーできますので、同じ属性内容の座標系やノートを複数作成する手間を省く ことができます。

勝手違い部品や仕様違い部品に同等の座標系(ノート)を作成したいときなどに便利な機能です。

(エンジニアリングサービス部 次長 香川 敏之)

日産自動車株式会社様へのデータ作成方法やデータ作成基準につきましては、日産自動車株式会社様サプライヤポータルをご覧ください。

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