第19回目となるDMS設計・製造ソリューション展が6月25日~27日の3日間、東京ビッグサイトにて開催されました。主催者の発表によると今回の展示会は、1,625社が出展し、87,000人の来場者を迎えた過去最大規模のものであったとのことです。今回当社は、富士通株式会社と共同で出展を行い、大盛況のうちに会期を終えることができました。
会期中、会場へお越しいただいたお客様におかれましては、厚くお礼申し上げます。
先般、当社は富士通と共に、富士通グループPLMビジネスの事業再編について新聞発表いたしましたが、新しい事業の方向性について最初のお披露目となったのが、今回の設計製造ソリューション展です。
この出展では、データを要(かなめ)として、ものづくりのデジタルプロセス化を行い、コンカレントエンジニアリング実現を目指そうという「データ衝」と、日本のものづくりの強みを活かすために国産ITツールを活用しようという「日本発のものづくりIT」の2つをテーマとしました。
前者は、当社が数年来、ビジネスのテーマとしてきた馴染み深い言葉であり、後者は富士通が、これも数年来訴求してきたPLMビジネスの方向性です。今後の富士通グループPLMビジネスをどのように展開していくかはこれからの課題ですが、今回の展示は、両社がこれまで培ってきた技術や製品を一堂に集めた、記念すべき場でもあったと考えています。
今回の出展内容について、いくつかご紹介させていただきます。インステージでは、お客様適用事例のご紹介、当社商品のデモンストレーション、そしてテーマ別講演を、実施させていただきました。
ユニプレス株式会社様 | :DIPRO VridgeRによる図面レス実現 |
株式会社 荏原製作所様 | :DIPRO PLM/BOMソリューション活用による製品情報管理 |
株式会社ミクニ様 | :PLEMIA/ECODUCEによる環境情報管理 |
京セラミタ株式会社様 | :仮想試作ツールVPSを利用した開発期間短縮 |
ICAD/SX、DIPRO VridgeR、PLEMIA、NX/Teamcenter、DIPROコンサル、VPS
E-Methodology、メカCAD、PDM/BOM、DIPRO VridgeR、VPS、DIPROコンサル、PLEMIA
商品別ブースでは、自動車系のお客様向けソリューションとしてDIPRO製品を、電機・機械系のお客様向けソリューションとして富士通製品を並べる形をとりました。各々のブースは大変盛況で、お客様からも数多くのご質問をいただきました。
今回は、従来の当社単独出展では例を見ないほど大勢のお客様にご来場いただき、活気あふれるブースとなりました。中には、「富士通のサーバーを見たいのですけれど!」とか「パソコンの新しい機種は、どこにあるの?」といった、今までの出展では予想もしなかったお問い合わせに説明員が戸惑う場面もありましたが、これも共同出展ならではの風景です。
当社では、会期中にいただいた数々のご質問やご要望を最大限に活かし、お客様のご期待により一層お応えできるよう最大限努力をしてまいります。お客様におかれましては、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
また、今回のフォローアップの意味も含め、富士通主催による下記のフォーラム開催を予定しております。皆様お誘い合わせの上、是非ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
【 東 京 】 8月27日(水) 13:00開始 目黒雅叙園(JR目黒駅)
【 大 阪 】 9月10日(水) 13:00開始 帝国ホテル 大阪(JR桜ノ宮駅)
〔基調講演〕
「グローバリゼーションに対応したものづくりとは ~サムスン電子の事例を交えて~」
東京大学大学院 経済学研究科ものづくり経営研究センター 特任研究員 吉川 良三 氏
〔ユーザー様事例講演〕 (五十音順)
コアテック株式会社様 / 三洋電機株式会社様 / 株式会社テー・シー・アイ様 / 日本ビクター株式会社様 /
パナソニックコミュニケーションズ株式会社様 / 富士通アドバンストテクノロジ株式会社様 他
〔詳細・参加お申し込み〕
http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/jissenforum/2008/
(業務部 部長 吉野 琢也)
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