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DIPROニュース

2010

1月号

2010.01.10

2010年の抱負

営業部

あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。本年も変わらぬご愛顧の程どうぞよろしくお願いいたします。

昨年は、世界にとって変化の大きな一年でした。とりわけ日本にとっては大きな変化の年だったと思います。長年続いた自民党政権から民主党政権へ代わり、良い悪いは別として、いままで慣例として疑わずにやってきたことが大きく見直されています。考え方自体を変える変革の時代が訪れたということなのでしょうか。

今まで前ばかり見て全力で走ってきたために見落としていたことも多いような気がいたします。昨年は厳しい話ばかりが取り沙汰された年でしたが、今こそ足を止めて全体を見直す良い機会なのかもしれません。今年もお客様のご期待、ご要望に沿える営業部を目指していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

(営業部 部長 小池 宣雄)

第一技術システム部

モノづくりのやりがい ― 紙の時代にはモノとして成立しない図面を描き、上司から指摘された記憶をお持ちの方も多いと思いますが、3次元CADが普及した現在では、誰もが、もっともらしい形を造れるようになりました。そして次々と効率を上げるためにモデリング手順や業務を定型化して、さらに短期間で開発することを目指す時代になりました。その反面、開発者が試行錯誤をする時間がなくなって、開発行為が流れ作業化していることに危惧しています。一方で、生産現場では流れ生産よりセル生産(一人で組立)の効果が論じられているのは、対照的です。振り返れば、昔のエンジニア(ソフトウェア開発なども含めて)には、自分らしい工夫ができる心と時間に余裕があったように思います。

新年を迎える抱負として、エンジニアリングITの進化が開発者に様々な負担を強いることにならないよう、やりがいを感じられるモノづくりの道具を考えてみたいものです。

(第一技術システム部 理事 森 博己)


第二技術システム部

明けましておめでとうございます。

当部では、お客様の基幹システムであるBOM、PDMのシステム開発、および、カスタマイズをさせていただいており、市販パッケージだけでは実現できない、それぞれのお客様に最適な業務システムをご提供させていただいております。

本年は、①これまでの部品表技術を結集した「DIPRO Frameworkを活用したお客様に優しいBOM」、②お取引先とのデータ流通業務をシームレスにする「Teamcenterベースのオリジナル最適化ツール(BACCAS)」など、タイムリーにご利用いただけるソリューション群を強みとして、コスト削減など、お客様の業務改革スピードアップをご支援させていただきたいと思っております。

本年もよろしくお願い申し上げます。

(第二技術システム部 部長 小林 裕一)

第一技術サービス部

あけましておめでとうございます。

日本の経済は決して上向いているとはいえない状況が続いています。一方、お客様のニーズを捉えたいくつかの商品やサービスは大変力強い伸びを示しているものがあります。私たちも、ぜひDIPROのサポートサービスを受けたいと感じていただけるような良い仕事をしていこうと思っております。大手自動車メーカー様でNXやTeamcenterの活用がますます本格化する中で計画や準備を進められていることと思います。第一技術サービス部は、お客様のスムーズなNX移行をお手伝いして参ります。

本年も引き続きご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

(第一技術サービス部 部長 長谷川 眞)

第二技術サービス部

新年おめでとうございます。

米国を中心とする経済危機から約1年、国内の経済環境が厳しさを増す中で、お客様は様々な取り組みをされています。一方、インドや中国の経済は危機に影響されず、目覚しい発展を遂げており、自動車産業も好調です。また、地球温暖化防止対策に代表される環境対応として、部品サプライヤー様も含めてHV、EVの開発競争が激しさを増しています。このように様々なことが、それぞれに変化しようとしている状況の中、エンジニアリングITを通し、お客様の企業活動をご支援させていただくことは、まだまだ多くあると考えております。お客様のご要望にお応えできるよう、技術を高め、迅速に対応するべく、最善を尽くして参ります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(第ニ技術サービス部 部長 笠井 則義)

プロダクションエンジニアリング部

当部は、お客様の生産部門を道具(ソフトウェア)と適用技術の両面でご支援させていただいており、昨年からは新たに造船関連のお客様へも訪問させていただいております。

さて、製造の現場では2010年問題(団塊の世代の方が定年を迎えられる)により、長年培ってきた技術・技能の流出や消滅が懸念されております。これら「暗黙の知識」をいかに「見える知識」として伝承し、活用していけるかが、今後のグローバル競争に勝ち残っていくための重要な鍵となっています。

私どもも技術・技能を磨き、お客様の「モノづくり力」向上に貢献できるよう努力してまいりますので本年もよろしくお願い申し上げます。

(プロダクションエンジニアリング部 部長 半沢 克成)

シミュレーションエンジニアリング部

軽量化を目指したCAEのご提供例

あけましておめでとうございます。

私どもは、「お客様の現場を大切に」をモットーに約40名のエンジニアが、CAEをお客様の業務改善のお役に立てるように努力しております。コストや工数の削減が強く求められ、CAE活用がますます重要課題となっている今こそ、弊社のCAE活用技術で、お客様の業務をご支援させていただきます。さらに設計者が簡単にCAEを使いこなすことができ、解析結果をそのつど評価・考察できるような“設計者CAE”も進めて参ります。

本年もよろしくお願い申し上げます。

(シミュレーションエンジニアリング部 部長 荒井 昭)

CADナレッジエンジニアリング部

CADナレッジエンジニアリング部スタッフ

新年明けましておめでとうございます。

昨年中は、大変厳しい環境の中CADナレッジエンジニアリング部をご愛顧いただきました。本年も、ITツールの使いこなしにより経営課題解決に貢献させていただきます。「データ成長」、「デジタル連携プロセス」を基本とした業務改革手法であるE-Methodologyをはじめ、ナレッジの体系化・見える化・活用を実現していくツールのご提供、モノづくりの視点に立脚したデータ作成など、右記スタッフにてご支援させていただきます。

ご愛顧の程よろしく願い申し上げます。

(CADナレッジエンジニアリング部 部長 稲荷 泰明)

ICADビジネス部

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ICAD/SXは、昨年12月に機械・装置設計における3次元設計環境を大幅に革新させるV6の最新版をリリースいたしました。40万部品の大規模アセンブリデータを超高速処理できる強力なCADカーネルの大幅強化と、デジタル立会いを実現する検討・検証機能を実現しております。デジタル立会いとは、設計と生産準備をコンカレントにし、リードタイム短縮と出図後の手戻りゼロを目指した設計環境を提供するものです。おかげさまで芝浦メカトロニクス株式会社様をはじめとする、日本のモノづくりを支えるエクセレントカンパニーの方々にご利用いただいております。

今後もICAD/SXは、純国産の3次元CADとして日本のモノづくりを支え、日本の設計者に喜んでいただける3次元CADとなるよう邁進していく所存です。

本年もお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

(ICADビジネス部 部長 鳥巣 正治)

VPSビジネス部

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VPS(Virtual Product Simulator)は、電機精密製品の組立生産準備業務を中心に、設計から製造現場に至るまで、デジタルデータを徹底活用することにより、モノづくりのQCD向上に大いに貢献するソフトウェアパッケージです。

昨年は、組立検討・手順書作成の効率化はもちろん、海外展開に向けたUNICODE対応など即効性の高いエンハンスをご提供し、複写機のお客様をはじめとして、生産準備業務への浸透を進めて参りました。今年はさらに、この分野のデファクトツールとなるべく、幅広いお客様の実務への浸透をはかるとともに、VPS上で総組み検証が難なく行える性能向上版をご提供し、皆様のモノづくりのお役に立ちたいと考えております。

今年もよろしくお願い申し上げます。

(VPSビジネス部 部長SE 山田 洋一)

名古屋事業所 営業企画部

2009年は、世界各国が世界金融危機からの脱却を目指し、日本でもエコカー減税やエコポイントなどの経済刺激策が講じられ、若干、景気が上向いたとの認識もございますが、いまだ先行きの見えない経済状況が続いております。

私どものお客様の多い自動車業界におきましても、米国GM社の経営破綻や日本国内でも自動車販売低迷などの厳しい話題が続いております。しかし、その一方で次世代環境車開発や新興国対応など新たな提携関係の構築や環境技術力の強化などに取り組まれているお客様もいらっしゃいます。弊社といたしましても、このような変化の時代に、お客様のイノベーションを促進できるようなソリューションをご提案すべく気持ちを新たに取り組んでいく次第です。

今年も恒例の「新春デジタルプロセスセミナー in Nagoya 2010」を1月22日に開催いたします。今年は「IT・ものづくりが創造するイノベーション~変化の時代を生き抜く~」をテーマに、お客様と一緒に危機脱却へ向けたイノベーションを考えていきたいと思います。ご多忙の折とは存じますが、会場まで足を運んでいただけると幸いです。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

(名古屋事業所 所長 川見 昭)

名古屋事業所 技術システム部

新年明けましておめでとうございます。

今年が皆様にとりまして幸多い年でありますようお祈り申し上げます。

昨年は我慢が続く年でしたが、後半になってかすかな曙光が見え始めたように感じています。私たち技術システム部は、新年を向かえ、東海、関西の皆様にさらなるご信頼をいただけるパートナーになれますよう、思いを新らたにしております。お客様の課題をしっかり捉え、さらに付加価値の高い解決策をご提供できるよう、新たな「寅」イアルの年でありたいと思っております。

今年も皆様のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。

(技術システム部 部長 小山 道治)

デンタル事業室

近年、歯科治療で使うクラウンやブリッジの中でCAD/CAMで作られるものの割合が増えています。素材別にはセラミックで約2割、チタンでは約5割、最新のジルコニア素材に至ってはほぼ100%がCAD/CAMで作られています。これら素材は従来の人手技工では加工が難しく、CAD/CAMを使うことによりはじめて実用的な歯科治療に使えるようになりました。これら質、量ともの着実な進展に伴い、既存の日本歯科学会とは別に、今春から「日本歯科CAD/CAM学会」が設立されます。歯科用CAD/CAMが世間に認知されつつある証だと思います。

DIPROは既に1992年から歯科用CAD/CAMシステムを開発して参りました。現在、日本メーカーで世界各国に歯科用CAD/CAMを輸出しているのは弊社だけです。これは自動車開発で培った高度なCAD/CAM/CAEの技術を基盤にしているからできることだと自負しております。

今年は、実際の歯科臨床を通じ、また新しい学会の活動を支援しつつ、歯科医療のさらなる向上に貢献していきたいと考えています。

(デンタル事業室 室長 藤原 稔久)

印鑑照合事業室

あけましておめでとうございます。

当事業室は、画像処理技術を利用した印影保存や印影照合などの印鑑による認証をご支援するハードウェアを1997年以来、ご提供してまいりました。昨年は、全国の法務局様に約500台の印影照合システムをご導入いただき、登記の際などの本人確認においてご利用いただいております。また、中小・個人事業の皆様がご購入いただけるように、パッケージ製品のWEB販売を開始いたしました。

今年は小型カメラによる新しい印影入力装置のご提供を開始いたします。従来の入力装置に比べ、取り扱いが容易となり低価格でご導入いただけます。今後もよりよい製品とサービスのご提供にて、ご購入・ご利用になるお客様のお役に立てますよう取り組んでまいります。

本年も引き続きご愛顧の程よろしくお願いいたします。

(印鑑照合事業室 課長SE 八木下 秀之)

DIPROニュース編集局

あけましておめでとうございます。

今月より電子メールでの配信になり、2010年は私ども編集局にとって例年とはまた違う新年号となりました。私事ではありますが、新年というスタートを切るにあたり、編集局を担当して早2年が過ぎたことに、ふと気付かされます。2年という期間は決して長くはありませんが、この間、通常業務とは異なる様々なことを経験させていただきました。ここで学んだことを活かし、今後より有益な情報を、よりわかりやすく、なおかつタイムリーにお客様にお届けしてまいります。ご意見、ご要望などございましたら当社編集局までお寄せください。引き続きご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。

(業務部 総務グループ 小林 千佳)

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