「FUJITSU デジタル生産準備 VPS(以下、VPS)」の新バージョンV15L29を8月にリリースします。
VPSは、設計から製造までのプロセスをデジタルデータでつなぎ、生産準備に関わる情報を統合的に活用できる環境を提供してきました。部門間で分散しがちな生産情報を統合し、業務の効率化と品質向上を支援します。
近年は、視覚的にわかりやすく信頼性の高い3D-BOP(注1)を効率的に作成できる環境の強化に注力しています。これにより、3D-BOPは従来の生産準備用途にとどまらず、現場での作業指示や品質管理など、製造現場の幅広い領域で活用が進んでいます(図1)。
BOPの利用領域の拡大に伴い、VPSで扱うデータも大規模化し、より細かい粒度と信頼性の確保が求められています。こうした環境では、操作レスポンス、データの正確性、他システムとの連携性が、業務効率を左右する重要な要素となります。
(注1)3D-BOP
BOPはBill of Processの略で、製品の組み立てで使用する部品や作業手順、場所、設備、治工具、製造ノウハウなどを作業工程に紐づけた生産情報です。このBOPを3Dデータと融合させたデータモデルを3D-BOPと定義。
今回の新バージョンでは、大規模データ環境でも快適に操作できる性能を実現し、BOP編集業務の効率化とデータ品質の向上につなげる機能強化を行いました。
性能面では、セーブ処理高速化、3Dデータに注記や図形を追加する描画付加編集機能のレスポンス向上、表形式の操作レスポンスの改善を実施しました。
BOPデータ編集では、作業ライブラリの表形式の対応、CSV入力によるハーネス自動生成機能を追加しました。…
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デジタルプロセス株式会社 VPSインフォメーションセンター 安藤、吉田、渡辺
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