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DIPROニュース

2024

4月号

2024.04.10

3次元データ活用ツールVridgeRの開発者が語る
業務活用事例動画のご紹介

製品一台分のDMU
製品一台分のDMU
日産自動車株式会社様ご提供

DIPRO VridgeR(以下VridgeR)は、革新的な3次元表現の技術により、超高速・高性能な大規模DMU(デジタルモックアップ)ツールとして、航空機や自動車、建機、造船業界など製造業のお客様に先進的な業務スタイルをご提供しています。本稿では、2023年2月~12月にかけて実施した、DIPRO VridgeRオンラインセミナー「事例が語る“3次元データ活用”」で紹介した、3次元データ活用を着実に定着させるための取り組みステップの実践内容を紹介します。

3次元データ活用を定着させるための取り組みステップ

取り組みステップ1

インプット情報を3次元データに置き換え、個別業務をデジタル化します。インプット情報を3次元データに置き換えるだけで、イラストの準備や動的チェックの検証が可能になり、従来のように物理的な“もの”が無くても作業を開始できるため、作業期間の短縮が可能です。

取り組みステップ2

インプットとアウトプット情報を3次元データ化します。ステップ2では、インプット情報だけでなく、各工程で得られたフィードバックなどの情報も3次元データでアウトプットし、各工程間、業務の間を3次元データによって結び付けていきます。

取り組みステップ3

ものづくりに関係する全部門で3次元データを中心にデジタルデータを活用します。個別の部門で3次元データを活用する取り組みステップ1や、複数部門で対応する取り組みステップ2を着実に進めていくことで、最終的にものづくりに関係する全部門で3次元データを中心としたデジタルデータの活用を目指します。

以下、全11回のタイトルとご紹介内容の概要です。

第1回 製造業のDXと3次元データ

3次元データ活用シーンを、お客様の課題、活用方法、効果を具体的な事例でご紹介するにあたり、DXの流れの中での3次元データ活用の位置づけについてご説明します。

取り組みステップ1

日産自動車株式会社様ご提供

第2回 保守整備マニュアル作成

~ここから始める3次元データ活用 ― マニュアル作成~

自動車部品メーカー様の事例で、3次元データをイラスト作成の業務に適用された取り組みです。イラスト作成業務をアナログからデジタルデータ(3次元データ)へと置き換える事例についてご紹介します。

3次元データ+部品寿命に関する情報→部品寿命毎による色分け表示のイメージ
日産自動車株式会社様ご提供
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第3回 交換部品の確認

~属性情報を用いた3次元データ活用~

建設機械メーカー様での交換部品表作成業務に3次元データと部品の属性情報を適用された取り組みです。部品表作成にどのように属性情報を活用されたかについてご紹介します。

第4回 カタログ作成

~3次元データによるCG作成~

広告・電子メディアのコンテンツ制作会社様でのカタログ用CG作成に3次元データを適用いただいた取り組みです。ここでは、3次元データを基にどのようなステップを踏みながら、効率的なCG作成を進められていたかをご紹介します。

第5回 動的干渉チェック 

~動的干渉での3次元データ活用~

型メーカー様での動的干渉チェックに 3次元データを適用した取り組みです。 3次元データを活用してどのように効率的な動的干渉チェックが進められていたかをご紹介します。

取り組みステップ2

第6回 見積もり検討

~形状特徴の可視化と見積もり情報抽出の自動化~

自動車プレス成型品メーカー様での見積もり検討業務に3次元データを適用された取り組みです。見積もり検討に必要な加工情報を短期間でどのように3次元データから読み解くかについてご紹介します。

加工性を可視化→投影面積・外形寸法・肉厚分布・抜き勾配分布
日産自動車株式会社様ご提供
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第7回 干渉チェック

~DMUの定着を目指した3次元データ活用~

実製品の製作前に干渉や接触、トレランスチェックができれば、実機での不具合を防ぎ、設計品質の向上、コスト削減、開発期間短縮につながります。 3次元データの特性をフル活用することで、DMUのメリットをさらに引き出す事例を2つご紹介します。

重複による繰り返し判定を防ぎ全機チェックを実現
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第8回 組立工程検討

~溶接組立の組立順検討への3次元データ活用~

自動車プレスメーカー様の車体骨格部品の組立順検討に3次元データを活用した事例です。組立順検討に必要な情報を3次元データから読み解き、帳票作成の自動化をどのように進められたかをご紹介します。

日産自動車株式会社様ご提供

第9回 検査業務

~検査作業を効率化する3次元データ活用~

タブレット端末を用い、3次元データに含まれる検査に関連したバルーン要素や寸法、穴位置などの情報を検査表と紐づけることで、受け入れ検査の現場で3次元データを活用した事例をご紹介します。

スポットから板組み表示(スポット要素に関連した板組部品1、2を表示) 部品からスポット表示(部品1に関連したスポット要素を表示)
※クリックすると拡大します

第10回 3次元図面展開

~3次元データ活用による3次元図面展開~

自動車プレス部品メーカー様が3次元図面を社内・海外拠点、サプライヤ向けに展開し、3次元データを活用した事例です。3次元データを3次元図面として展開する進め方、および海外拠点、サプライヤへの3次元図面配信の自動化についてご紹介します。

第11回 現場3次元データ活用

~製造現場での3次元データ活用定着の取り組み~

3次元データをタブレット端末で製造現場に持ち込むことにより、誤取り付けを防ぎ、現場作業の効率化が可能となった事例です。製造現場での3次元データ活用に必要な3次元ツールの要件をご紹介します。

最後に

DIPRO Product & Solution Gallery

上記の紹介内容は、会員制情報サイト“DIPRO Product & Solution Gallery”内で動画をご覧いただけます。

※ 会員制情報サイト「DIPRO Product & Solution Gallery」は無料でご覧頂ける
会員制ホームページです。初めてご覧になる方は、会員登録をお願いします。

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DIPRO Product & Solution Gallery 内 DIPRO VridgeRページ

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様々な3次元データ活用の状況で、各活用の段階に応じた課題への取り組みについて、事例を通してご紹介しています。お客様のさらなる3次元データ活用推進につながればと考えます。

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製品・サービスに関するお問い合わせ
(3D技術ビジネス部 橘川)

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