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DIPROニュース

2026年

11月号

2026.11.05NEW

SOLVEUSで実現するデジタルスレッド
~ iCADを中心に関連情報を一元化し、設計変更への迅速な対応と技術継承を支援 ~

2026年7月に東京ビッグサイト、同年10月にインテックス大阪で開催された「ものづくりワールド」では、「デジタルスレッドで実現する3Dデータの一気通貫」をテーマに出展しました。

デジタルスレッドは、企画・設計・製造・保守に至る製品ライフサイクル全体の情報をつなぎ、設計判断の根拠から製造実績までを一気通貫で活用できる状態を実現するものです。

その実現は、多くの製造業で検討が進むテーマである一方、各部門で個別最適化されたシステムやデータを連携し、設計変更の経緯や判断根拠までを含めた情報基盤を構築することは容易ではなく、全社規模で一度にデジタルスレッドを実現しようとすると、多大な費用と推進するための工数を要します。

まずは、モノづくりの中核情報である機械設計の3Dデータを起点に、図面、BOM、解析結果、仕様書などの関連情報をつなぐことから始めることで、現実的かつ段階的にデジタルスレッドを構築し、その効果を早期に実感することが可能です。本稿ではその詳細についてご紹介します。

成長する情報とプロセスを継承するデジタルスレッド

設計変更に強いモノづくりを支えるデジタルスレッドとは

製造業においては、設計から製造までの情報が部門ごとに管理されていることが多く、変更内容の伝達漏れや確認作業、手戻りが頻発しやすい環境にあります。DIPROニュース9月号でも触れたとおり、情報分断は業務の重複や属人化を招き、品質低下や開発期間の長期化、コスト増加の大きな要因となります。部門ごとに存在する情報を関連付け、必要な情報をすぐに参照できる状態を実現すること、さらに、情報そのものだけでなく、「なぜその判断に至ったのか」という設計・解析・生産準備・製造における判断根拠や意思決定の履歴までをつなぎ、蓄積していくこと。こうした考え方が「デジタルスレッド」です。

【関連記事】

ViDiceから始める、設計情報のデジタルスレッド化~ 3Dデータをより身近に、部門横断のDXを手軽に加速 ~ [2026年9月号]

デジタルスレッドは、設計・解析・生産準備・製造の各工程で成長する情報と、その背景にある知見や判断を継承するための仕組みとも言えます。各工程で生まれた成果物や検討経緯が結び付いていることで、設計変更が発生した際にも影響範囲や判断根拠を容易にたどることができ、関係部門は迅速かつ確実に対応を進められます。

To-Be 製品・部品を軸に情報を接続・蓄積し、変更対応をスムーズに。設計(製品設計・装置設計)→繋ぐ→解析→繋ぐ→制御(制御検証)→繋ぐ→生産準備(組立手順書・工程レイアウト・物流検討)→繋ぐ→製造(製造指示・チェックリスト・ERP/MES)[!]情報が繋がっていることで、設計変更があっても各工程で必要な情報や判断根拠にたどりつきやすくなる。即時に反映・共有 影響をすぐ確認|必要な情報にすぐ到達|判断根拠にたどりやすい|準備情報をスムーズに更新|指示・記録を性格に反映
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3Dデータを起点に、モノづくりのプロセスを成長させる

デジタルスレッドの起点を3Dデータに置く最大のメリットは、製品構成そのものを軸に、設計・解析・生産準備・製造・保守までの情報を一貫して関連付けられることです。3D CADは製品の形状情報だけでなく、部品構成や設計変更の起点となるため、図面、仕様書、解析結果、製造情報などの関連データを自然に結び付けることができます。

さらに、ユニーク管理や版数管理によって製品構成と各時点の情報を正確に管理することで、設計・解析・製造の成果物や検討結果を継続的に蓄積できます。これにより、製品開発から保守・改良まで一貫して活用できる情報基盤が形成され、モノづくりのプロセスそのものを成長させることが可能になります。

デジタルスレッドで情報の成長と判断根拠を継承 各工程で成長する情報と、その背景にある判断根拠を継承し、手戻りを削減
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デジタルスレッドで目指すべきは、情報を単につなぐことではなく、情報の成長の背景にある判断根拠や知見を継承することです。各マイルストーンでの意思決定や課題解決の履歴を製品構成とともに蓄積することで、設計変更が発生した際にも影響範囲を迅速に把握できるだけでなく、成果物をたどりながら、「なぜその設計が選択されたのか」という判断根拠まで追跡できるため、確認作業や属人的な判断、手戻りの削減につながります。こうして蓄積された情報や知見は企業の知的資産となり、将来の製品開発や生産性向上を支える基盤となります。

デジタルスレッドを実現する製品構成管理基盤

デジタルスレッドを実現するためには、製品に関わる情報を製品構成に沿って正しく関連付け、管理することが重要です。その前提となるのが、3D CADデータを製品や部品ごとに一意に識別するユニーク管理と、設計変更の履歴を正確に追跡する版数管理です。

PDM / PLMは、こうしたユニーク管理と版数管理を通じて、製品に関わるあらゆる情報を製品構成単位で関連付けることで、信頼性の高い製品構成情報管理基盤を実現します。

弊社が提供する「SOLVEUS」は、製品構成管理を中核とし、PDM / PLMとして求められる機能を備えた製造業向けプラットフォームです。管理対象や業務に応じたアプリケーションとして活用することで、製品構成を軸とした情報管理とデジタルスレッドの実現を支援します。

小規模から確実にデジタルスレッドを実現するSOLVEUS iCADデータ管理

PDM / PLMと聞くと、導入のハードルが高いと感じる方も多いと思います。実際に、全社の情報を一度に一元化し、全社規模で運用を展開するには、冒頭でも述べたように多くの費用や推進するための工数が必要となります。

そこで、まずは機械設計の中核となる3D CADデータ管理から着手することをおすすめします。設計の起点となる3Dデータを管理し、その製品構成を軸として図面や仕様書、解析結果、製造情報などの関連情報を段階的に紐付けていくことで、管理対象や利用部門を無理なく拡大しながら、現実的なアプローチでデジタルスレッドを構築することができます。

SOLVEUS iCADデータ管理は、SOLVEUSプラットフォームを基盤に、iCAD SXデータの管理に必要なユニーク管理、版数管理などの機能をあらかじめ備えた専用パッケージです。パッケージ製品ならではの導入しやすさにより、運用設計や初期導入の負荷を抑えながら、小規模から確実に情報管理を始めることができます。

さらに、SOLVEUSプラットフォームはソフトウエア管理、製品仕様管理、BOP管理の各機能を搭載しており、CAD構成を中心に各種情報を関連付けて管理することで、部門ごとに分散しがちな情報の分断を防ぎ、設計・製造・品質・保守などの関係者が同じ情報基盤から必要な情報へアクセスできる環境を実現します。

利用者(関連部門)→SOLVEUS(iCAD管理データ→関連情報(紐づけ管理))必要な情報にすぐアクセス、業務効率と品質向上の支援(検索時間の削減・手戻りの削減・設計変更の影響把握・部門間の情報共有・情報の一元管理)
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「すべてを一度に管理する」のではなく「3D CADを起点に少しずつつなげる」。それが、デジタルスレッドを現実的に実現するための第一歩です。

まずはデジタルスレッドの起点として、SOLVEUS iCADデータ管理から始めてみてはいかがでしょうか。

設計変更に強いモノづくりと技術継承を支える第一歩として、ぜひご活用ください。

製品デモ(Web・訪問)も実施しておりますので、お気軽に弊社営業担当、または以下のお問い合わせ窓口までご連絡ください。

なお、本製品の機能紹介やデモ動画、製品資料は、右記のサイトで詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

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SOLVEUS/ソルバスは、デジタルプロセス株式会社の登録商標です。コンテンツ内では“SOLVEUS”と記載します。
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(デジタルイノベーション本部 藤﨑)

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