切削高速化と耐久性が向上した新モデル「WAXY Plus 2024」のご紹介

歯科技工物に、CAD / CAMシステムで作成する「CAD / CAM冠」が登場してから10年が経過しました。そして、この10年の間に、1年間に製作される歯科補綴物の過半数が「CAD / CAM冠」に置き換わりました。この節目に合わせ、WAXY Plusの性能を向上させた「WAXY Plus 2024」を発表します。

新型となる「WAXY Plus 2024」には、スピンドルは新たに2024モデル専用のモーターを組み合わせました。この新型スピンドルの出力は従来の2倍に向上し、耐久時間も5倍と大幅に向上しています。その結果、「CAD / CAM冠」の加工^※は、これまで22分だった加工時間が 16分となり、平均30％の高速化を実現しています。

弊社の「WAXY」は、10年前には歯科補綴物のほぼ全てであった「金銀パラジュウム合金」を効率よく生産することを目指して、ロストワックス用のパターンを高速に加工することに主眼をおいていました。歯科補綴物の過半数がハイブリッドレジン＝「CAD/CAM冠」となった現状に合わせて「CAD / CAM冠」の切削性能を高速化した新型「WAXY Plus 2024」で生産性を高めていただきましたら幸いです。

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加工時間は、小臼歯クラウンの加工時間

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