DARATECH SUMMIT2005への参加について

2005年

2月号

2005.02.10

弊社は「daratech SUMMIT2005」（ダラテックサミット）に協賛企業として参加します。Daratech, Inc.は、CAD/CAM、CAE、EDM/PDM、CIM等の分野でマーケットリサーチや技術分析を行っている世界的に著名な米国の企業です。Daratech社が主催するセミナー「daratech SUMMIT2005」は、2005年2月14日～16日に、米国マサチューセッツ州ケンブリッジにて行われます。

今回のdaratech SUMMITは、GM、フォード、ダイムラークライスラー、ボーイングなどの自動車業界や航空機業界の有力企業のIT部門のトップや技術責任者がデジタルエンジニアリング技術について、スピーチやテクニカルセッションが予定されており、日本からは本田技研様によるVridgeRの適用事例が紹介されます。

またベンダー参加としては、UGSやダッソーなど有力CADベンダーと並んで、弊社から製品展示としてVridgeRを展示し、デジタルモックアップ技術に関するパネルディスカッションへの参加や、ベンダーとしてのCEOスピーチを行います。

daratech SUMMIT2005にいらっしゃる方は、ぜひ弊社展示やディスカッションをご覧戴きたくお願いいたします。

（右）Charles Foundyller氏, CEO, Daratech, Inc.
（左）弊社社長　間瀬　俊明

VridgeRは、2004年にDaratech社のコンサルテーションを受けて独創的な技術であり、製造業において競争力のある商品である」と高い評価（次ページ参照）を戴いています。

この評価をもとに、海外での市場調査の一貫としてdaratech SUMMIT2005に参加することになりました。

この参加を機に、米国をはじめ海外でのビジネス拡大を図って行きたいと考えています。

（第一開発部　部長　森博己）

VridgeR is a high performance DMU software product with lots of real-world automotive experience.

The company believes that the two DMU alternatives for customers have always been either low file memory, low accuracy, or high memory, high accuracy. However, VridgeR provides low file size with high accuracy.

VridgeR's DVX visualization engine uses a patent-pending Hybrid Mesh technology that combines Hyper Compacted Data Stream （HCD） and Continuous Variable Tolerance （CVT）.

HCD maps compacted data structures of the Hybrid Mesh, reducing memory use and file size. CVT controls tolerance representations to enable high performance interference checking.

By Daratech, Inc.

VridgeRに対するDaratech Incの評価原文（上）、翻訳（下）

VridgeRは高性能なデジタルモックアップを実現するソフトウェアで、自動車業界での数多くの実務実績に基づいた製品である。

従来は、軽いメモリ容量で粗い精度か、重くても高い精度のどちらかしか、お客様に選択肢はなかった。それに対してVridgeRは軽いメモリ容量でも高い精度を提供するものである。

VridgeRに搭載されているDVX描画エンジンは、特許出願のHybrid Mesh 技術により、Hyper Compacted Data Stream （HCD）とContinuous Variable Tolerance （CVT）を実現している。

HCDは、Hybrid Meshの圧縮データ構造により、メモリとファイルの容量を低減している。またCVTは、表現精度を制御することにより高性能干渉チェック等に有効な技術である。

By Daratech, Inc.