Solid Edge 3次元化の効率向上を図るためのミッドレンジ3次元CADシステム

機能紹介：2024

Solid Edge 2024ご紹介

Solid Edge 2024では本体製品の機能強化の他、ハイエンドCADのNXとSolid Edgeを両方を利用可能な新しいライセンスの追加などが行われております。

全般

ユーザーインターフェースの改善

垂直コマンドバー、パスファインダ、コンテキストツールバーの表示が刷新されました。

Solid Edge2023 Solid Edge2024

パスファインダの各アイテムを見やすくするため、間隔が広くなりました。
垂直コマンドバーとパスファインダが密着している状態でサイズを変更しても、密着が維持されるようになりました。

パーツ

フェンス選択のサポート

オブジェクト選択時に、投げ縄フェンスが使用できるようになりました。

上：多角形フェンスによる選択（紫色のエリア）下：選択結果（緑色のハイライト）

3D環境において多角形フェンスが使用できるようになりました。
多角形・投げ縄フェンスはアセンブリ環境、フレーム、XpresRoute、
ERA、シミュレーション環境でも利用できます。

「差」コマンドの機能強化

[差]コマンドで、不要な領域を除去できるようになりました。

ターゲット・ツール（緑色のハイライト）→通常結果→領域の選択→結果

[領域の選択]ステップが新しく追加され、差の結果から取り除きたい領域を選択できるようになりました。

3D印刷パーツのための機能追加

ねじ締結ができるように、ねじ形状にクリアランスを設定できるようになりました。

クリアランスなし・2.5％クリアランス・5％クリアランス

「ねじ」コマンドおよび「穴」コマンドにて、クリアランス値を百分率もしくは絶対値にて入力できるようになりました。
任意の数値分の隙間を設けることで、ねじ同士の干渉を防ぐことができます。

アセンブリ

[チューブをトリム]コマンド

接続するチューブをトリムするコマンドが追加されました。

トリム・マイター

接続するチューブをトリムするだけでなく、マイター処理を行うことができます。

ライセンス

Siemens Mechanical Design (SMD3)

SMD3ライセンスを2本所持
2 NX Users and 0 Solid Edge Users⇔1 NX Users and 3 Solid Edge Users⇔0 NX Users and 6 Solid Edge Users

Solid EdgeとNXの両方を利用可能な「Siemens Mechanical Design (SMD3)」ライセンスが追加されました。
SMD3ライセンス1本で、「Solid Edge」のライセンス3本分として扱うか、「NX」のライセンス1本分として扱うかを選択して利用することが可能です。場面に応じてより柔軟にご利用いただけるようになります。
SMD3ライセンスはXaaSサブスクリプションのみでの提供となります。