VPS IOCは、メカ設計で作成した3D CADデータを、仮想メカとして、制御検証で活用でき、実機が無い段階でも、制御プログラムのロジック検証を行うことができるツールです。
ご使用のCADから専用のコンバーターで、軽量なVPSデータに変換し、メカ要素である回転・スライドといった機構の動きや、制御要素であるモータやセンサを設定することで、実際のPLCや制御ボードなどの、制御プログラムから出力される信号命令で、仮想メカを動かすことができます。
メカ設計とソフト開発をコンカレントに開発作業しているためにソフト実機検証において不具合が発生し、手戻り作業が起こってしまっている状況が考えられます。
実機ができる前に仮想メカ上で制御デバック作業を行いソフトウェアの品質を向上させ、その後実機での制御デバック作業に活用することにより手戻りやリスクを軽減することができます。
デジタルモックアップの機構モデルに、モーター・センサー定義を加えて仮想メカを実現。実機の誤動作や破損の心配のない仮想環境で、安全にデバック作業を行うことができます。設計構想段階での部門間(メカ設計・ソフト設計間など)の使用確認にも有効です。
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