DIPROニュース
富士通株式会社とデジタルプロセス株式会社は、製造業における生産準備業務のデジタル化支援ツール「FUJITSU デジタル生産準備 VPS (以下、VPS:ブイピーエス)」の新バージョンV15L27を8月にリリースします。
昨今の企業経営は、インフレや為替変動、AIの急速な進化など様々な外部要因の影響を受けています。
こうした外部環境の変化に加え、製造業では人材不足やノウハウの属人化など、以下のような構造的課題が一層深刻化しています。
当社ではこれらの課題に対し、デジタルデータで設計から製造までをつなぎ、データの一元化による効率化と生産性の向上を目指したものづくりのDXを支援するツールとして「VPS」をご提供してまいりました。近年では特に、視覚的にわかりやすく、信頼性の高い3D-BOP(注1)を効率よく作成できるよう、機能開発を積極的に進めています。
これにより、3D-BOPは生産準備にとどまらず、現場での作業指示や品質管理など、より広範な領域での活用が進んでいます。BOPの蓄積と活用が進んでいるお客様からは、AIとの連携を見据えたVPS活用のご相談が増えています。工程設計や品質管理における判断をAIが支援することで、属人性の排除や知識の全社共有が期待されています。
BOPが中心となり、AIを活用した業務オペレーションの最適化や、データドリブンなイノベーションを支援する未来。
我々は、この考え方を“BOPセントリック“と呼んでいます。
BOPはERP等のシステムと比較し、粒度の細かい製造情報を保持していることから、各システムを繋ぎ精度の高いAI検証結果を取得する上でのバックボーンになり得ます。BOPの役割が広がる中で、その情報をより正確に把握するための機能強化も求められるようになってきました。
例えば従来、BOP情報は多岐に渡るため、マンパワーでの変更点の把握は困難でした。新バージョンで搭載する「差分検出」機能は、粒度の細かいBOPの変更点を可視化することで、変更点をきっかけとしたAI活用や、業務効率化をサポートします。
差分検出機能は、例えば工程変更前後など2つのファイル間のBOP情報差分を可視化します。
検出結果から該当箇所へのジャンプや情報編集など、直感的な操作性を実現しています。…
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デジタルプロセス株式会社 VPSインフォメーションセンター 前田、吉田、内藤