Elysium 3DxSUITE (エリジオン スリーディースイート) CADdoctor,ASFALIS,DirectTranslatorを統合
製品構成・事例
全体構成
下の製品構成（ライセンス）から使い方（Front-End）と実行したい機能（Adapter、Optimizer）をそれぞれ選択します。
使い方（Adapter、Optimizerの実行指示ツール）を選択します。
独自ツールの開発、他システムへの組込み（例えばTeamcenterへ組込）も可能です。
ご希望の場合は、下記「お問い合わせ」より内容をご記入の上、ご連絡ください。
入力CADを選択します。
（ここにないCADにも対応しています。
ページ下のコンポーネントの表を参照）
3Dデータの最適化（加工）、
検証機能を選択します。
変換のみの場合は不要です。
出力CADを選択します。
（ここにないCADにも対応しています。
ページ下のコンポーネントの表を参照）
図中の製品の1つ1つに別ライセンスが設定されています。
Front-End中のLicense Controlledの ● が付いていないものは、費用が掛かりません。
事例
- 事例1：ファイル選択による変換＋自動修正
- 事例2：対話操作による手動修正も含んだ高品質なデータ変換
- 事例3：複数ファイルを一度の操作で続けて変換
- 事例4：Webサーバを使用した変換システムを社内ネットワーク上に構築
- 事例5：専用Viewerによるデータのビューイング
- 事例6：リバースエンジニアリングによる点群、ポリゴンデータの取り込み
- 事例7：2つのCADデータを比較結果を出力
- 事例1
- CATIA V5からNXへ変換したい。ヒーリングは自動修正機能実行のみ、対話的操作でデータ修正する事は不要。とにかく簡単な操作で、さっと変換を行いたい。
選択するコンポーネント（ライセンス）
赤枠で囲んだコンポーネント（ライセンス）を選択します。
- Front-EndからはSmartLauncher（フリー）を選択します。
- 入力（Adapter(Importer)）にCATIA V5 to ENFを選択します。
- 出力（Adapter(Exporter)）にENF to NXを選択します。
実現出来る機能
ファイルを右クリックして変換を実行出来ます。「保存」をクリックすれば変換処理が実行されます。
- 事例2
- CATIA V5からNXへ変換したい。ヒーリングは自動修正機能実行の他に対話的操作でデータ修正する事で更に高品質な変換を実現したい。
選択するコンポーネント（ライセンス）
赤枠で囲んだコンポーネント（ライセンス）を選択します。
- Front-EndからはEditorを選択します。（旧CADdoctor本体に相当する機能です）
- 入力（Adapter(Importer)）にCATIA V5 to ENFを選択します。
- 出力（Adapter(Exporter)）にENF to NXを選択します。
- 補足
- 購入ライセンスは、事例1のものを含んでいるので事例1のようにファイルを右クリックして変換することも可能になります。
実現出来る機能
CATIA V5ファイルを読み込みデータを見ながら修正コマンドを実行してデータを修正しNXファイルを保存する事が出来ます。
（旧CADdoctor本体に相当する機能です）
- 事例3
- NXからCATIA V5へ変換したい。データが沢山あるので一度に複数の変換処理を行いたい。
選択するコンポーネント（ライセンス）
赤枠で囲んだコンポーネント（ライセンス）を選択します。
- Front-EndからはSmartControllerを選択します。
- 入力（Adapter(Importer)）にNX to ENFを選択します。
- 出力（Adapter(Exporter)）にENF to CATIA V5を選択します。
- 補足
- 購入ライセンスは、事例1と同様入出力のAdapterを含んでいるので事例1のようにファイルを右クリックして変換することも可能になります。
実現出来る機能
SmartControllerを使用して一度の操作で複数ファイルの変換処理を行う事が出来ます。
（選択するシナリオはScenarioEditor（フリー）で予め作成しておきます。）
- 事例4
- NXからCATIA V5へ変換したい。社内の複数の人が使用出来るようにWebの仕組みを利用した変換システムを構築したい。
選択するコンポーネント（ライセンス）
赤枠で囲んだコンポーネント（ライセンス）を選択します。
- Front-EndからはTransServerを選択します。
- 入力（Adapter(Importer Enterprise)）にNX to ENFを選択します。
- 出力（Adapter(Exporter Enterprise)）にENF to CATIA V5を選択します。
実現出来る機能
社内LAN上のサーバにTransServerのシステムを構築します。
ユーザは自分のPCからブラウザを使用して変換指示を行い（ファイルアップロード）、変換が終了したら変換済データをダウンロードできます。
- 事例5
- CATIA V5を持っていない部署でViewerでデータを参照出来る様にしたい。形状の他に設計情報も併せて伝えたい。
選択するコンポーネント（ライセンス）
赤枠で囲んだコンポーネント（ライセンス）を選択します。
- Front-EndからはViewerとSmartLauncher（フリー）を選択します。
- 入力（Adapter(Importer)）にCATIA V5 to ENFを選択します。
実現出来る機能
CATIA V5ファイルを右クリックして変換を実行してENFファイルに保存します。ViewerでENFファイルを開くと形状と設計情報（PMI、属性）のViewingが出来ます。
- 事例6
- 点群またはポリゴンデータを読み込み面データに変換してNXファイルに保存したい。
選択するコンポーネント（ライセンス）
赤枠で囲んだコンポーネント（ライセンス）を選択します。
- Front-EndからはEditorを選択します。（旧CADdoctor本体に相当する機能です）
- 入力（Adapter(Importer)）にPolygon/Point to ENFを選択します。
- 最適化処理にOptimizerのReverse EngineerとPolygon Optimizerを選択します。
- 出力（Adapter(Exporter)）にENF to NXを選択します。
実現出来る機能
Editorに点群またはポリゴンデータを読み込みB-Repの面データに変換後NX向けにデータをヒーリングしてからNXファイルに保存できます。
- 事例7
- NXデータの設計変更箇所の確認の為2つのデータをグラフィカルに比較したい。
選択するコンポーネント（ライセンス）
赤枠で囲んだコンポーネント（ライセンス）を選択します。
- Front-EndからはViewerとSmartLauncher（フリー）を選択します。
- 入力（Adapter(Importer)）にNX to ENFを選択します。
- 最適化処理にOptimizerのCAD Validatorを選択します。
実現出来る機能
SmartLauncherで比較機能（CAD Validator）を実行、実行結果ファイルをViewerで読み込んで各種比較が可能になります。
コンポーネント（Adapter[Importer/Exporter])
Attrに ● のあるものはユーザ属性変換に対応、PMIにあるものはPMI変換に対応（別ライセンス）
CADネイティブ
| Product | IN | OUT | ||||
| Attr | PMI | Attr | PMI | |||
| CATIA V5(Plug-in) | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| CATIA V5 | ● | ● | ||||
| 3DEXPERIENCE(Plug-in) | ● | ● | ● | ● | ● | |
| CATIA V4 | ● | ● | ||||
| NX(Plug-in) | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| NX | ● | |||||
| Creo Parametric(Plug-in) | ● | ● | ● | ● | ● | |
| Creo Parametric | ● | |||||
| NX I-deas(Plug-in) | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| SOLIDWORKS(Plug-in) | ● | ● | ● | ● | ● | |
| CreoE/D(Plug-in) | ● | ● | ||||
| Inventor(Plug-in) | ● | ● | ● | ● | ||
| CADmeister | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| iCAD | ● | ● | ||||
中間フォーマット
| Product | IN | OUT | ||||
| Attr | PMI | Attr | PMI | |||
| Parasolid | ● | ● | ||||
| ACIS | ● | ● | ||||
| STEP | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| JT | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| QIF | ● | ● | ● | ● | ||
| 3DXML | ● | |||||
| IGES | ● | ● | ||||
XMLフォーマット
| Product | IN | OUT | ||||
| Attr | PMI | Attr | PMI | |||
| STEP BOM | ● | ● | ● | ● | ||
| PLM XML | ● | ● | ● | ● | ||
| XPDMXML | ● | ● | ● | ● | ||
Viewerフォーマット
| Product | IN | OUT | ||||
| Attr | PMI | Attr | PMI | |||
| 3D PDF | ● | ● | ● | ● | ||
| XVL | ● | |||||
ポリゴン系フォーマット※
| Product | IN | OUT | ||||
| Attr | PMI | Attr | PMI | |||
| STL | ● | ● | ||||
| OBJ | ● | ● | ||||
| VRML | ● | ● | ||||
| Nastran | ● | |||||
| Point Cloud | ● | ● | ||||
- ※
- ポリゴン系フォーマットは、フォーマット毎にAdapter製品を設けることはせず、「Polygon/Point Cloud Importer」「Polygon/Point Cloud Exporter」という製品で全フォーマットに対応