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受託解析

解析事例

歩行者保護解析(フード)

概要

歩行者保護解析(フード)

自動車が一定の速度で歩行者をはね、歩行者の頭部が自動車のフードに衝突したことを想定して、頭部を模擬したダミー(頭部インパクタ)を試験機からフードに発射させ、頭部インパクタが受ける衝撃を測定し、頭部傷害値(HIC)として評価します。
本解析では、国内基準(JNCAP)の時速40kmで頭部インパクタをフードへ発射し、インパクタへの衝撃を評価する解析を行います。

課題

自動車会社では、歩行者保護性能と軽量化の両立を求めています。

課題に対するDIPROの分析

歩行者保護では性能達成はもちろんのこと質量を増加させることなく衝撃吸収仕様を検討し性能、軽量化の両立化を検討します。

解析結果

フード板厚、フードレインフォースの板厚組合せ検討により初期状態に対し質量を 低減させ減速特性を改善しました。

頭部用インパクタ フード フードレインフォース バッテリー
加速度履歴とHIC
加速度履歴とHIC
インパクタ打撃位置
インパクタ打撃位置

解析によるメリット

試作品での実験前に減速特性の改善、質量低減の仕様を得ることができ、試作回数を低減できます。

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