受託解析
解析事例
タイヤ、ブレーキの放熱解析
概要
ドラムブレーキは熱を逃がすことが 難しい構造で、放熱性が悪いとブレーキに発熱した熱がこもってしまい、ブレーキパッドがドラムへ焼き付いたりするなどの問題が発生してしまう可能性があります。
課題
設計初期で、タイヤ、ホイール、ブレーキパッド及び車軸から構成されているブレーキシステムの放熱性能を検討する必要がある。
解析内容
ブレーキパッドに、時間依存で変化する熱荷重を加えた時の、ブレーキ シュー、ホイールの温度分布変化をシミュレーションします。 放熱性が悪い場合は、ブレーキシューの材質を変更するなどの設計変更を行います。
解析結果
解析初期条件
設定した熱荷重の時系列変化
時刻の温度分布結果
点の温度推移
解析によるメリット
設計初期でのブレーキシステムの放熱性能を把握できます。
（設計不具合の事前予測、設計品質保証、手戻り工数の削減）