生産技術現場では、部品間の接合に、抵抗溶接※1を用いることがあります。
抵抗溶接では、被膜部分には熱ダメージを与えず、かつ溶接不良を起こさないように、溶接条件(溶接電圧、加圧時間、加圧圧力など)を調整する必要があります。
抵抗溶接不良を起こさない溶接条件(溶接電圧、加圧時間、加圧圧力など)を事前に検討したい。
溶接電流・溶接時間・ヒーター配置を変化させた伝熱解析を実施し、各溶接条件での部材温度計算結果の中から最適な溶接条件を導出しました。
事前に溶接条件をある程度絞り込めたため、溶接条件出し検討工数、溶接不良品数の低減につなげることができました。