MENU

受託解析

解析事例

導線の抵抗溶接解析

概要

導線の抵抗溶接解析
2つの銅線をジュール熱で溶接

生産技術現場では、部品間の接合に、抵抗溶接※1を用いることがあります。
抵抗溶接では、被膜部分には熱ダメージを与えず、かつ溶接不良を起こさないように、溶接条件(溶接電圧、加圧時間、加圧圧力など)を調整する必要があります。

※1
接合する材料を2つの電極ではさんで電流を流し、電気抵抗による発熱と加圧力を利用して接合を行う溶接法。

課題

抵抗溶接不良を起こさない溶接条件(溶接電圧、加圧時間、加圧圧力など)を事前に検討したい。

解析結果

溶接電流・溶接時間・ヒーター配置を変化させた伝熱解析を実施し、各溶接条件での部材温度計算結果の中から最適な溶接条件を導出しました。

温度分布計算結果一例
温度分布計算結果一例

解析によるメリット

事前に溶接条件をある程度絞り込めたため、溶接条件出し検討工数、溶接不良品数の低減につなげることができました。

TOP