Simcenter FLOEFDによる自動車の空力解析を行います。
空力特性の指標であるCp値やCd値および流速や圧力などを評価することが可能です。
ここでは、Cp値について、実測値と比べても近いレベルまで合っていることを確認した事例をご紹介します。
本事例では、DrivAerモデル(独ミュンヘン工科大学 自動車空力解析用モデル)を使用して、空力解析を行います。
解析モデルは、自動車の風洞実験を模擬した計算領域を設けます。
<解析条件>
自動車周囲と自動車表面の発生している流速分布、圧力分布を示します。
また、計測したCp値を示します。実験値と比較すると、ほぼFLOEFDの解析結果は同等のCp値が得られていると言えます。
Simcenter FLOEFDは、CADソフトに統合された熱流体解析ソフトです。
簡便な操作とSmartCellTM テクノロジーにより、高品質なメッシュ作成が可能です。
本事例においても、FLOEFDが固体領域と流体領域の境界付近を自動認識して、品質の良いメッシュを高速に作成しています。
Simcenter FLOEFDは、検討サイクルの短縮化・省力化の一助となります。
是非ご活用ください。