生技の問題の1つとして、加工機の振動があります。今回のモデルでは、ボール盤のドリル振動により、ワーク台が共振して穴あけ位置がずれる問題が発生しております。
ワーク台の共振を回避し、正確に穴あけできるように改良を図ります。
加工機のモーター部の振動により共振が発生すると、加工ドリルがワーク台中央の穴まわりと干渉してしまう。
固有振動数もしくは加振応答が一致することで共振が発生するため、どちらかの振動を変化させる必要があります。
加振応答を起こすドリル部分は、質量や剛性を変えることは困難であるため、固有振動を引き起こす部分の改良が必要です。