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受託解析

解析事例

ガードレールの強度解析

概要

ガードレールの強度解析

ガードレールは用途に応じて区分が分かれており、それぞれに必要な強度性能が法規により規定されています。
従来使用していた材料が調達できなくなったため、代替え材料を使用した場合の強度性能を確認したいというご要望でした。

課題

形状的な変更はせずに材料の変更のみで法規対応できるか不明な状況でした。仮に法規を満たすことができない場合、材料や板厚の変更により対応を予定しているため、設計的な当たりをつけたい状況でした。

解析方法

現行製品の実験結果はありましたので、現行品のSSカーブによる解析を実施したのち、解析の精度の確認を実施する必要がありました。 実験との誤差を把握したのち、代替え材料の解析を実施し、相対比較を実施することにしました。

解析方法
 
使用している材料の応力ひずみ線図
使用している材料の応力ひずみ線図
上面図
上面図

結果

反力(N)と変位(mm)

強度性能は治具の荷重変位線図から面積を算出します。現行品と代替え材料を比較すると、大幅に強度性能が落ちることがわかりました。

材料強度のロバスト性などを考慮すると、現行品の強度性能は必要であるため、大幅な板厚アップが必要になることがわかったため、材料を変更する検討に進みました。

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