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受託解析

解析事例

緊締フックの強度解析

概要

緊締フックの強度解析

緊締フックは車両を船舶で輸送する際、船体と車体とを固定する部品です。
緊締フックは輸送後に取り外される装置であるため、パイプ部分は塑性変形することが許容されています。
ただし、破断まで至ってしまうと機能を満足することができないため、塑性ひずみが破断まで至らない量に収まっているか確認します。

課題

車両の牽引フック部品に大きな荷重が働いた時を想定し、フックとパイプの接触を考慮して評価したい。その際、パイプの径やアーク溶接の範囲、数などが適切かどうか事前に評価したい。

解析内容

解析は接触非線形、材料非線形、幾何学的非線形と、非線形問題を同時に考慮して実施しました。アーク溶接などのモデル化ではホットスポット応力を評価するために工夫しました。

解析結果

解析結果

塑性ひずみを評価すると、破断にいたるまでの量ではないことがわかり製品手配のフェーズに進めることになりました。

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