ミッドレンジ向け統合開発システム

概要

Solid Edgeは構造設計、板金設計、プラスチック設計などの機械設計の主要機能を標準装備し、さらにオプション製品を含めて、サブディビジョナルデザイン設計、構造解析、位相解析、機構解析、電気配線設計、機械配管設計、PCB連携、熱流体解析、配管流体解析、CAM機能、データ管理、3DA作成および活用機能など設計から製造までに必要な機能を幅広く備えたミッドレンジ向け統合開発システムです。 Solid Edge開発元の提供するハイエンド統合システムNXや解析Simcenterとも連携し、より高度な検討要件にも効率的な対応が可能です。

おすすめ動画

  • SolidEdge2025 パスファインダでのアクティブフィルタリング

    新機能の「アクティブなフィルタトグル」を押下することで、1コマンドで対象のパーツの表示/非表示を切り替えられます。
    大規模なアセンブリ構造を持つデータの場合、検索した対象物のみがパスファインダ上と画面上に表示されますので、対象物のみを確認されたいような場面で便利に使用できる機能です。

    SolidEdge2025
  • Solid Edge 2024 物理ねじのクリアランス実装

    ねじ形状が存在するモデルに対して、3D印刷を実施する場合、モデル内に実際にねじ山を作成する必要があり、それは物理ねじと呼ばれます。従来のバージョンでは、クリアランスできなかったため、3D印刷したねじがきつく組み合わすことができない問題がありましたが、本バージョンではクリアランスを設定できるようになり、ねじ同士の干渉を防げるようになりました。
    物理ねじのクリアランスを設定する様子をご紹介します。

動画一覧

  • Simcenter Flomaster for Solid Edgeによる配管流体設計の効率化

    1D解析の主目的は概念設計の段階からの解析適用です。しかし配管の中の流体の解析のように1Dで行う方が正確で早く解析できる場合は、概念設計だけでなく最終的な検証としても使われます。このようなケースで1D解析をする場合、すでに出来上がっている3Dの配管モデルから1Dの要素を手動入力していく作業に時間を取られ、効果があるのはわかっていても配管流体解析が中々普及していない状況にありました。
    Simcenter Flomaster for Solid EdgeはSolid Edgeの3Dモデルから配管や継ぎ手形状を認識し、Flomaster用解析要素を自動生成するものです。Solid EdgeはSTEPやパラソリッドなどの様々なファイル形式を標準で読み込み、シンクロナス機能で編集可能なCADです。Solid Edgeをお持ちのCADシステムとSolid Edgeを連携させ配管形状を読み取り、読み込んだ配管形状からFlomasterで利用な1D解析モデルとして取り出し、効率的に配管の流体解析を行うことができます。

  • Solid Edge 2023で実現するテクノマ製品との効率的な連携

    まもなく提供を開始するSolid Edge 2023ではインターフェースにシーメンス全体での根本的な改良が加えられ、シーメンスのすべての製品の操作性を一体的にする試みが取り入れられています。モダンで使いやすいメニュー要素を取り入れつつも、その中でSolid Edge独自の操作性の良さを発揮できるように改良されより一層の操作性を実現しています。
    さらに、メニューだけでなく、NXやテクノマティクス製品との連携性も向上しました。ロボットなどの設計では、Solid Edgeの中で機構解析を行うことができますが、Solid Edge 2023ではこの解析で設定したリンク関係の条件を含めて、テクノマティクス製品やNXに渡してより高度な検証が手軽に行えるようになりました。
    テクノマティクスのロボットシミュレーションの優れた機能を使い、より一層確実な事前検討や改善が可能です。また、NXのメカトロニクスコンセプトデザイナーと連携した検討も行うことが可能です。
    シーメンス製品間の連携性をより強固にし、高度な検証をより効率的に実行できるようになったSolid Edge 2023をご期待ください。

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